令和6年9月5日 博物館・美術館 学芸課 担当者 陣内 内線 3717 直通 0952-24-3947 E-mail hakubi@pref.saga.lg.jp |
佐賀県立博物館常設展「佐賀県の歴史と文化」の令和6年度第3期がスタートします!
佐賀県立博物館では、「佐賀県の歴史と文化」をテーマとして佐賀県の特長ある自然・歴史・文化を常設展示しており、下記のとおり令和6年度第3期がスタートします。
第3期では、9月7日(土曜日)から新たに「佐賀の考古×工芸×民具」というテーマで特集展示を行います。肥前国産物図考
第7帖【焼物大概】(佐賀県重要文化財)や、ハンドウガメの製作工程品、染付鍋島藩窯絵図大皿(佐賀県重要文化財)など計90点の資料で、時代とともに工芸技術がどのように変化してきたのかを紹介します。
また、10月17日(木曜日)からは、展示会場を拡大し、武器や武具、装う際に使用されてきた工芸資料も加えて展示します。
皆様の御観覧をぜひお待ちしています。
記
1 会期 令和6年9月7日(土曜日)~10月27日(日曜日)
※開館時間 9時30分~18時
※休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
2 会場 佐賀県立博物館(佐賀市城内1-15-23)
1号展示室、2号展示室、3号展示室、大展示室
3 観覧料 無料
4 展示構成(「佐賀の考古×工芸×民具」)
【9月7日(土曜日)からの展示】
(1)うつわの変遷(縄文土器、弥生土器、古墳時代の土師器、須恵器ほか)
(2)大甕づくり(弥生の甕棺、近世のハンドウガメ、肥前国産物図考 第7帖【焼物大概】ほか)
(3)掬う(弥生の木製杓子、小城鍋島家の蒔絵柄杓、民具のシャクシ)
(4)切る・削る(ナイフ形石器、鉄刀子、民具のナイフ)
(5)伐る・削る(縄文、弥生の石斧、鉄斧、民具の手斧)
(6)置く・学ぶ(弥生の脚付盤、江戸の寺子屋机・文机)
(7)刈る・掘る(弥生の平鍬、鉄鎌、銅鋤先、鉄鋤先、民具の平鍬、鎌)
(8)武器1(縄文弥生の石鏃、弥生の銅鏃、鉄鏃、江戸の弓)
【10月17日(木曜日)からの展示】
(9)武器2(弥生の石剣、銅剣、鉄剣鉄刀、古墳の鉄剣鉄刀、肥前刀)
(10)武具(石塚の馬具、下中杖の馬鞍、近世の馬鞍ほか)
(11)装い(弥生・古墳・中世の鏡、近世+工芸の蒔絵鏡架、鏡台、鏡箱)
(12)装い(かんざし、櫛)
5 その他 展示資料が変更になる場合や、会期中に展示替えを行う場合があります。随時、博物館・美術館のWebサイト等でお知らせします。( https://saga-museum.jp/museum/ )
【主な出品資料】
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肥前国産物図考 第7帖【焼物大概】 佐賀県重要文化財 | 陶製大甕「粘土紐の巻き上げ技法」製作工程品 |
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染付鍋島藩窯絵図大皿 佐賀県重要文化財 | 小城鍋島家什器類 柄杓 佐賀県重要文化財 |