杵藤農林事務所林務課では、管内の小学5年生を対象に「森・川・海はひとつ」を合言葉に、森林を守り育てる大切さを学ぶ「森川海人っ教室」を開催しています。
今年度最初の教室を武雄市立御船が丘小学校の生徒を対象に開催をしましたので、その様子を報告します。
9月14日(土曜日)に、ケーブルワン・スポーツパーク(武雄市民体育館)で、御船が丘小学校育友会とタイアップし、「親子ふれあい事業」の一環として行いました。
最初にプレゼンテーション資料を使い、
(1)
データで見る日本(佐賀)の森林
(2)
森林の役割
(3)
林業の仕事と魅力
について説明を行い、続けて林業PR動画「SAGA伐木チャンピオンシップ2023(外部リンク)」を視聴してもらいました。
生徒たちは、初めて聞く話に真剣に耳を傾け、気になることを質問するなど興味津々でした。
次に、「木に触れよう!木を使おう!」をテーマに、木工工作キットを使って親御さんと一緒に万能台を作ってもらいました。
生徒たちの感想を一部紹介します。
・森の種類(人工林・天然林)やどのくらい面積があるのか、初めて知った。
・森林の大切さがわかりました。これから木を大切にします。
・少しだけど林業に興味をもてた。
・「伐木チャンピオンシップ」が開催されていることを初めて知った。カッコよかった。
・初めて万能台を作って楽しかった。
・釘を打つのが難しかった。
今回のように森川海人っ教室は講話と体験を通じ、生徒たちの心に深く印象に残り、森林・林業・環境保全への理解を深める大切なきっかけになっています。
なお、今年度は、9月から1月までの間に全15校での開催を予定しています。