伊万里市東山代干拓地区では、営農にかかる時間と費用を抑えつつ、高収益作物の導入による稼げる農業を確立するため、令和3年度から県営経営体育成基盤整備事業を実施し、農地の区画拡大と、水はけを良くするための暗渠排水等の整備を進めています。
今回、令和4年度に整備が完了した農地で、耕作者による玉ねぎの直播栽培(直接農地に種子をまく栽培)が行われました。
直播栽培は、通常行われる移植栽培(種子を育苗後に、農地に成長した苗を植える栽培)に比べ、作業時間が約3割軽減できますが、一方では、種子を安定して発芽するためには、十分な水やりも重要となります。
耕作者からは、直播栽培の面積拡大や直播機械の購入を検討したい等の声もありました。
今後、耕作者をはじめ、関係者と連携しながら、東山代干拓地区の更なる園芸振興の発展のための取組を進めていきます。
↑直播き作業の様子
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