県内全域に交通死亡事故多発警報を発令しました
佐賀県交通対策協議会(会長 山口知事)は、本年9月29日以降に交通死亡事故が4件発生したことを受け、ドライバーに対しては、あらためて緊張感を持った運転を行うように、また、歩行者に対しては、道路横断時の安全確認など、強く注意喚起を促し、県内での交通死亡事故の発生に歯止めをかけるため、県内全域に交通死亡事故多発警報を発令しました。
記
1 警報の期間
令和6年10月7日(月曜日)から10月16日(水曜日)までの10日間
2 対象地域等
県内全域
3 発令の理由
県内においては、本年9月29日(日曜日)から10月6日(日曜日)までのわずか8日間に、計4件の交通死亡事故が発生し、4人の尊い命が奪われる非常に憂慮すべき状況となっています。
事故の発生状況をみますと、4件中3件が道路横断中の歩行者が亡くなる事故で、うち1件は横断歩道を横断中に事故に遭われており、また、4人全員が「65歳以上の高齢者」となっています。
今年は、既に交通事故死者数が18人(前年同期比+13人)となっており、昨年の13人から大幅に増加しています。
このような状況に歯止めをかけるため、県内において緊急に交通安全対策を講じる必要があることから、本日、佐賀県交通対策協議会長(会長:山口知事)名で、「交通死亡事故多発警報」を発令しました。
4 警報発令後の主な事故防止対策
(県)
・各推進機関団体へ警報発令を通知し、交通事故防止対策の強化を要請
・報道機関に対し、警報発令及び緊張感を持った車の運転等の広報を要請
・各種媒体による広報及び広報車による巡回広報
(各市町)
・防災無線、有線放送、ケーブルテレビ等を活用し、警報発令等住民に対
する広報
・広報車による管内巡回広報
・学校、PTA、交通指導員等と連携し、街頭指導・保護活動の強化
(警察)
・交通事故の多発路線及び多発時間帯における交通指導取締りの強化
(各推進機関・団体共通)
・庁舎等に「警報発令中」の横断幕、懸垂幕、立て看板等を掲出
・各種会議等における警報発令の広報
・組織、事業所等の職員に対し警報発令の周知
添付資料