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税金をキャッシュレス納付される方が増えています
~令和5年度は県内の国税・地方税合計で2.1ポイント上昇~
佐賀県内では、官民が連携して税公金のキャッシュレス納付を推進する「佐賀県・税公金キャッシュレス納付推進プロジェクト」に取り組んでいます。
取組の結果、令和5年度は税金をキャッシュレス納付される割合が下記のとおり増加しました。
記
1 キャッシュレス納付比率の状況
県内での令和5年度におけるキャッシュレス納付比率(※1)は、国税(※2)と地方税の合計で37.5%となり、前年度から2.1ポイント上昇しました。
内訳は、国税が合計27.8%で前年度から2.8ポイント上昇、地方税が合計38.1%で前年度から2.1ポイント上昇と、国税と地方税のいずれも増加しました。
(表1)佐賀県内におけるキャッシュレス納付比率の推移
項目 |
R4 |
R5 |
増減 |
国税 |
25.0% |
27.8% |
2.8ポイント |
地方税(県・市町) |
36.0% |
38.1% |
2.1ポイント |
合計 |
35.4% |
37.5% |
2.1ポイント |
【佐賀県・税公金キャッシュレス納付推進プロジェクト事務局調べ】
(※1)キャッシュレス納付比率
県内の各税務署及び地方公共団体(県・市町)において、納付件数全体に対しキャッシュレスで納付された件数が占める割合。なお、取組対象とする税目は、各団体により異なる。
(※2)国税の数値は、佐賀県内の税務署のみを集計したもの
(キャッシュレス納付比率が増加した主な要因)
・プロジェクト参加団体によるセミナー、広報及び直接の呼びかけ等により、キャッシュレス納付を行う納税者が増えたこと。
・令和5年度から地方税統一QRコードを活用した地方税の納付を開始したことにより、利用者の利便性が向上したこと。
2 令和5年度の活動状況
プロジェクト参加団体では、税公金のキャッシュレス納付を推進するため、令和5年度に様々な活動を実施しました。
○県内金融機関職員向け研修会(12月1日)
○納税事業者向け地区別セミナー(12月4日~13日 県内5会場で開催)
○納税通知書にキャッシュレス納付のチラシを同封、封筒に案内を印刷 など
3 キャッシュレス納付について
税金の納付は、金融機関や税務署等の窓口に行く必要がなく、口座振替やパソコン、スマートフォンなどで、自宅や事務所等から納付手続きができる、非対面の「キャッシュレス納付」が便利です。
(表2)国税・地方税のキャッシュレス納付手段
口座振替(振替納税) |
事前に届出をした預貯金口座から、振替日に自動で口座引落しにより納付する方法 |
ダイレクト納付 |
e-Tax(国税電子申告・納税システム)やeLTAX(地方税ポータルシステム)による簡単な操作で事前に届出した預貯金口座から、口座引落しにより納付する方法 |
インターネットバンキング等 |
インターネットバンキング口座などから納付する方法 |
クレジットカード納付 |
インターネット上のクレジットカード支払の方法を利用して、「国税クレジットカードお支払サイト」や「地方税お支払サイト」等から納付する方法 |
スマホアプリ納付 |
【国税】専用サイトから、利用するスマホ決済アプリを選択し、納付する方法
【地方税】スマホ決済アプリから、納付書のQRコード(eL-QR)等を読み取って納付する方法 |
4 その他
「2 令和5年度の活動状況」については、以下担当者へお問い合わせください。
佐賀銀行 業務集中支援部 田中
電話 0952-22-2116
添付資料