佐賀県高性能食肉センター「KAKEHASHI(かけはし)」発 佐賀牛の米国での現地プロモーションを初開催しました 最終更新日:2024年11月5日 令和6年11月1日(プロモーションの内容に関すること)担当者:流通・貿易課 国際経済担当 原直通:0952-25-7146E-mail:globalsupport@pref.saga.lg.jp(「KAKEHASHI」に関すること)担当者:畜産課 食肉センター整備担当 大坪直通:0952-25-7121E-mail: ootsubo-kousuke@pref.saga.lg.jp 佐賀県高性能食肉センター「KAKEHASHI(かけはし)」発 佐賀牛の米国での現地プロモーションを初開催しました ~佐賀牛誕生 40周年、佐賀から世界へ~ 昨年12月に米国向け輸出施設として認定された佐賀県高性能食肉センター「KAKEHASHI(かけはし)」より、本年7月27日に初めて米国(東海岸)へ輸出した佐賀牛が8月に到着したことを機に、今後順次現地のレストラン等で提供されていく予定です。 こうした状況の中、県や関係団体、生産者などからなる「佐賀牛輸出促進コンソーシアム」では、今後の佐賀牛の米国での販路拡大を目的として、10月21日から23日の期間、同国首都のワシントンD.C.において、佐賀牛の輸出入事業者等と連携し、在アメリカ合衆国日本国大使館の協力の下、同大使館を会場とした現地プロモーションを初めて実施しました。 このような取組を通じ、佐賀牛そのものの価値及び高級部位であるロイン系以外(セカンダリーカット)の活用方法を現地レストランシェフや調達責任者に直接伝えることで、米国向けの佐賀牛の輸出量増加及びブランドの浸透を目指していきます。 なお、KAKEHASHIでは現在、米国に加え、タイ向けの輸出認定を取得しており、今後、台湾、シンガポール、香港、EUなどの国・地域への輸出認定取得も進めていく予定です。 今年迎えた佐賀牛40周年を節目として、今後さらに「佐賀から世界へ」佐賀牛の輸出が広がるよう取り組んでいきます。 実施プロモーション概要1.開催日時 令和6年10月21日(月曜日)~23日(水曜日)※現地時間2.開催場所 旧在アメリカ合衆国日本国大使公邸(在アメリカ合衆国日本国大使館内) (2520 Massachusetts Avenue NW, Washington D.C. 20008)3.主催 在アメリカ合衆国日本国大使館4.内容 (1)座学・研修 現地のレストラン・バーのシェフや調達責任者を中心に応募者多数により選ばれた約40名に向けた佐賀牛や日本産和牛に関する基礎知識や取扱技術に関する講義及び実習。 講義の中で、JAさが畜産部の真﨑部長代理が佐賀牛の概要及びブランディングなどについてプレゼンテーションを実施。佐賀牛に関するプレゼンテーション全国食肉学校専任講師による佐賀牛を使った和牛の取扱技術に関する実習 (2)レセプション 上記参加者のほか、政府関係者や企業幹部など約150名が招待されたレセプションにおいて佐賀牛ブースを設けPR。在アメリカ合衆国日本国大使館の野村公使の挨拶に続き、一般社団法人佐賀県畜産公社の御厨専務理事が佐賀牛及びKAKEHASHIを紹介しつつスピーチを実施。また、レセプションメニューの中でも佐賀牛を提供。公使は、「佐賀牛は日本国内ではとても評価されている。高級部位のみではなく、セカンダリーカットと他の食材とのコラボレーションを楽しんでもらいたい」とコメントされ、参加者からは「初めて本物の和牛を食べた。洗練された味だ」「佐賀の牛舎に一度行ってみたい」「今まで参加した行事の中でも最高だった」などと多くの好意的な評価を得た。佐賀牛についてコメントされる野村公使佐賀牛及びKAKEHASHIを紹介する佐賀県畜産公社 御厨専務理事佐賀牛を使った料理を楽しむ参加者佐賀牛を使った料理を楽しむ参加者 佐賀牛輸出促進コンソーシアム とは○海外における「佐賀牛」のブランド確立、輸出拡大を目的に、令和4年8月に設立。○構成団体:11団体(佐賀県、一般社団法人佐賀県畜産公社、佐賀県農業協同組合、株式会社一ノ瀬畜産、株式会社桑原畜産、JA全農インターナショナル株式会社、JA全農ミートフーズ株式会社、株式会社中山牧場、福留ハム株式会社、株式会社弥川畜産、さが県産品流通デザイン公社) 佐賀牛 とは今年は、佐賀牛ブランドが誕生して40周年。「佐賀牛」とは、佐賀県産の黒毛和牛の中で、肉質等級5と4、BMS(牛脂肪交雑基準)7以上のものをいい、この基準は数あるブランド牛の中でもトップクラスです。「佐賀牛」は、柔らかな赤身の中に‟艶さし″と呼ばれるきめ細かい脂肪が入った霜降りが特徴です。