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UWABAイベント”「温故知新」withからつ応援市場”が開催されました

最終更新日:

 令和6年9月7日(土曜日)に波戸岬海浜公園で、UWABAイベント“「温故知新」withからつ応援市場”が開催されました。

 上場地域では国営、県営の土地改良事業が実施され、県内でもトップクラスの農業地帯へと発展してきましたが、担い手の高齢化や減少に伴い、農業生産額は横ばいで推移しています。このような中、県では園芸農業の生産額を888億円に拡大することを目標に「さが園芸888運動」を展開しています。併せて、国では老朽化した土地改良施設の更新に向けた検討が行われています。このような取組を現状を打開するためのチャンスととらえ、関係機関が一体となり「上場地域の将来像」として、『上場地域農業構想』を策定し、その実現に向けた取組を「UWABAプロジェクト」として取り組んでいるところです。

 このUWABプロジェクトの一環として、地域の若手農業者を中心に、地域や農業の活性化に向けた取組を進めており、ワークショップの中で意見のあった「上場地域の魅力を発信するためのイベント」として、地域の高校生やJA青年部などの協力参加も得ながら、今回初めて開催されました。

 9月初めの暑い中でのイベントでしたが、当日は多くの方がお見えになりました。

 会場では、地域の良質な農産物を知ってもらうため「軽トラ市」での新米や地元産野菜等の販売がなされました。また、子供たちは、なかな体験できない「竹割り」や「火おこし」の体験、大人から子供まで一緒に楽しめる「モルック大会」も行われました。

 会場でのバーベキューでは地元産の野菜や佐賀牛が販売され大盛況でした。また、地域を深堀りするためのトークイベント「うわばの集い」では、3名のトークゲストから、地域での「くらし」「しごと」や「地域への思い」が語られ、活発な意見交換がなされました。

 今後も様々な取組により地域農産物の魅力と豊かな自然や歴史などの情報を発信することで、地域全体が盛り上がり、つながっていくことが期待されます。

 ※佐賀県の北西部に位置し、玄界灘に突き出た東松浦半島一帯に広がる上場台地と呼ばれる地域


 <イベントの概要>

   開 催 日  令和6年9月7日(土曜日)

  場  所  波戸岬海浜公園

  主  催  UWABA向上委員会

  共  催  未来ギフト実行委員会、唐津農林事務所

  協  力  JAからつ、玄海町みんなの地域商社、上場土地改良区、唐津市、玄海町、唐津西高校、唐津青翔高校、うわば北農協青年部ほか 


  イベント内容

  1 軽トラ市

    上場産の新米やたまねぎ、サツマイモなどの農産物をはじめ、ジェラートショップなどが出店。地元のキッチンカーも参加されました。

  2 モルック大会

    フィンランド由来のスポーツである「モルック」によるチーム戦を行いました。ご家族単位や仲良しグループによる対戦で盛り上がりました。

  3 竹割り、火起こし体験

    本イベント「温故知新」を実体験!子供たちは、焚付けとしてのナタを使った竹割と、マッチによる火付けを体験しました。

  4 バーベキュー

    佐賀牛や地元産野菜のバーベキューセットが販売されました。約80セットが完売!会場ではいい匂いが漂い「うまかー」の声が響きました。

  5 トークイベント「うわばの集い」

    3名のトークゲストから、地域への熱い思いを語っていただきました。


温故知新

BBQチラシ
トークイベントチラシ



会場レイアウト
           
    来場された方の声
    ・このようなイベントを続けてほしい(50代女性)
    ・バーベキューの佐賀牛、タマネギがおいしかった(高校生)
    ・たまたま来たが、イベントに参加でき、新鮮な野菜を買えてよかった(観光客)
    ・「火おこし体験」がおもしろかった(小学生)
 
 〇軽トラ市の様子
軽トラ市1
軽トラ市2
上場産の米、野菜、みかんを販売果実・野菜を使ったジェラートの販売(兵庫県から出店)

 〇モルックの様子
モルック1
モルック2
家族で楽しく対戦上位入賞者にはプレゼント
 〇竹割り、火おこし体験
竹割
火おこし
竹割り、なかなかうまく割れないなぁ火おこしに興味津々(ドキドキ)
 〇バーベキュー
BBQ1
BBQ2
上場の最高の食材で!暑い中でのバーベキューでもおいしい!
 
                   〇トークイベント(うわばの集い)の様子
トークイベント
  
  <ゲストトークの概要>
   ゲスト1:金嶽耕作さん
        現在農業をやっている。就農する前にいろいろな仕事を経験してきたことで、安心・安全な食べ物の大切さと、改めて上場の魅力を
        認識。これからも、農業をしながら上場地域の魅力を発信していきたい。
   ゲスト2:中山敬子さん
        牧場の経営を後継者が20代の時に譲った。はじめは不安はあったが、新しい取組も含めて頑張っている。今は、任せてよかったとの
        思い。若い人たちに頑張ってもらい、地域を盛り上げてもらいたい。
   ゲスト3:大河内正弘さん
        現在、きゅうりを作っている。上場地域はもともと農業用水が不足し、かんばつの被害を受けていたが、土地改良事業により、松浦川
        から水をダムに送り、ダムからの水により上場産コシヒカリやハウスみかんなど安定した農業ができるようになった。
        

 〇上場地域への思い
   今回、地元の農業者のみなさんが企画し、行政、JAなどの協力を得ながら、初めてこのようなイベントが開催されました。うまくいかないところも 
  ありましたが、多くの方に地域の魅力を発信することができたと感じています。
   これをきっかけにますます上場地域が元気になるように期待します。

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