県立高校に通っている子どもより、学習用として貸与されているノートパソコンの起動や動きがあまりにも遅くて使いものにならないと聞きました。
また、学校施設についても、未だにトイレに和式があり、保護者面談で学校に行ってみると、とても古臭く感じます。
学習する環境が整っているとはとても言い難く、もう少し何とかして欲しいと思います。
担当課の回答(令和6年10月7日)
(貸与PCの管理に関すること)
貸与PC(以下、「学習用端末」という。)の起動や動きが遅くて使いづらいことについて、ご心配をおかけしております。
佐賀県では、ICTを活用した教育を進め、教育の質の向上を図ることを目的に、県立学校の全生徒に学習用端末を貸与しています。学習用端末を利用しながら学びを進めることで、生徒の個性や能力に応じた個別最適な学びと他者と協力しながら課題解決する協働的な学びを一体的に充実させることを目指しています。
文部科学省のGIGAスクール構想では、これらの目的を達成するための端末スペックに関する基準が設けられており、佐賀県ではこの基準に沿って端末を調達・整備しているところで、現状、日々の授業等で、問題なく利用されているところです。
一方、運用をする中では、端末の不具合や故障による動作の遅延などの報告も寄せられております。お子様がお通いの学校のICT担当者に、ご相談頂きますようお願いします。
(学校施設の整備に関すること)
校舎などの学校施設については、生徒が一日の大半を過ごす活動の場であることから、安全・安心、快適に学校生活を送ることができるような環境を整えることは大変重要であると考えています。特にトイレについては、現代の生活様式に合わせた洋式化を進めておりますが、和式トイレが残る学校がまだ相当数あることから、学校現場の意見を踏まえつつ順次、計画的な整備を行っているところです。
施設整備の中でも、トイレの洋式化は優先して対応すべき課題のひとつであると考えています。学校の教育活動を進めていくうえで必要な機能の確保として、取組の加速化を考えていきます。