九州一斉高速道路路上軽油抜取調査を実施しました
11月19日、不正軽油を撲滅するため、九州・沖縄の8県が連携して高速道路で一斉に路上軽油抜取調査を実施しました。
佐賀県における調査結果の概要は下記のとおりです。
1 日時
令和6年11月19日(火曜日) 10時00分~12時00分頃
2 場所
佐賀市金立町大字金立 長崎自動車道 金立サービスエリア(下り)
3 結果
ディーゼル車20台から抜取調査した燃料の分析結果は次のとおりです。
抜取本数(検体数) |
20本 |
うち不正軽油嫌疑本数 |
0本 |
※上記は、簡易分析及び比重測定による分析結果です。
(参考)
[簡易分析] 石油元売業者(油槽所)からの出荷時に軽油周辺油種である灯油、A重油に添加されている識別剤クマリンの反応の有無を分析するものです。
[比重測定] 燃料油の比重測定を行い、灯油等混入の有無を確認するものです。
4 調査目的
軽油引取税の脱税を目的に、軽油に重油等を混ぜるなどして製造、販売されている不正軽油は、ディーゼル自動車の燃料とされた場合の排気ガスの問題等、環境汚染の原因にもなっています。
路上での軽油抜取調査を実施することで、不正軽油を発見し、その後仕入先等の流通経路の追跡調査を行うことにより、その製造元をつきとめ、不正軽油を撲滅することを目的としています。