令和6年12月9日 政策部
担当者 松永、西川
内線 1408 直通 0952-25-7541
E-mail:
sagaseisaku@pref.saga.lg.jp
産業労働部ものづくり産業課
担当者 森
内線 2156 直通 0952-25-7421
E-mail:
monodukurisangyou@pref.saga.lg.jp |
【打上延期】県内企業が初めて製造した宇宙機器「Mt.FUJI」が民間衛星に取り付けられて宇宙へ打ち上げられます
※風が強いため打ち上げは延期と発表されました。(12月14日11時情報)
なお、打ち上げ応援パブリックビューイングはWeb中継は中止となりましたが、予定どおり行っています。
佐賀県では令和3年3月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)との連携協定を締結して以降、これまでに、衛星データの利活用や宇宙ビジネスの創出、人材育成など様々な分野で連携を進めており、昨年3月には、「宇宙ビジネス創出推進自治体」として内閣府及び経済産業省から選定されました。
また、県内では、宇宙ビジネス分野への進出に関心を有する県内企業による「佐賀県宇宙関連業務研究会(STAR WORKS
SAGA)」が設立され、それぞれの企業が持つ技術を生かした人工衛星の部品製作や月面調査に向けた調査研究などに連携して取り組まれています。
昨年度から県の支援を受けて同研究会では、JAXAが開発した「Mt.FUJI(マウントフジ(※))」の民間企業における製造の可能性検討に取り組んでおり、この度、下記のとおり同研究会が製造した「Mt.FUJI」が12月14日(土曜日)に民間衛星に取り付けられて宇宙へ打ち上げられます。
この民間衛星の打ち上げが成功すれば、佐賀県内企業が製造した部品が、初めて宇宙へ行く事例となります。
(※)「Mt.FUJI(マウントフジ)」
【JAXA】https://track.sfo.jaxa.jp/project/mtfuji.html
・JAXAが設計・開発した衛星レーザー測距用リフレクター。
・この反射器を搭載することで、人工衛星の位置を正確に把握することができる。
・人工衛星の運用が終了した後(宇宙ゴミになった)でも、起動把握が可能となることから、宇宙ゴミ問題の課題解決手段の一つになることが期待されている。
記
1 日 時 令和6年12月14日(土曜日)
(打上予定時刻)11時00分から11時20分頃
2 場 所 スペースポート紀伊(和歌山県東牟婁郡串本町田原地区)
3 概 要 県内企業が製造した「Mt.FUJI」が民間衛星に取り付けられて、民間ロケットで打ち上げられます。
【ロケット】カイロスロケット2号機(スペースワン株式会社[東京都])
【民間衛星】50キロ級超小型衛星「TATARA-1」(テラスペース株式会社[京都府])
【宇宙機器】衛星レーザー測距用反射器「Mt.FUJI」(佐賀県宇宙関連業務研究会、佐賀県)
4 そ
の 他
(1)打ち上げ応援パブリックビューイング
【日 程】令和6年12月14日(土曜日)(予定)10時00分~12時00分
【内 容】・佐賀県宇宙関連業務研究会から「Mt.FUJI」の説明
・ロケットや衛星に関する説明動画
・打ち上げのWeb中継(※打ち上げが中止の場合は中止)
・佐賀県宇宙関連業務研究会ミニセミナー
【場 所】県庁新館 展望ホール
【参加者】佐賀県宇宙関連業務研究会、県等の県内関係者 等
※当日、展望ホール利用者等の一般県民も参加できます。
概要イラスト
佐賀県宇宙関連業務研究会
○佐賀県宇宙関連業務研究会(STAR WORKS SAGA / SWS)
1)設立の経緯
県では、宇宙ビジネスの創出をテーマに令和3年度より各種セミナーを開催、令和4年度の製造業向けマッチングセミナーへの参加を契機に、県内の製造業の数社が宇宙ビジネスへの参入意向を表明。
このため、県において県内企業へ呼びかけを行ったところ、同趣旨に賛同する県内製造業6社による研究会が令和5年8月に発足。
県とJAXAとの連携協定を活かし、昨年度から「Mt.FUJI」の製造に取り組んでいる。
2)研究会の概要
目的:宇宙ビジネスに関する調査・研究等を通して、ロケットや人工衛星等の「宇宙産業」への進出を図る。
参加企業:中村電機製作所(佐賀市)、ワイビーエム(唐津市)、中山ホールディングス(武雄市)、田中特殊金型製作所(基山町)
つくし技研(基山町)、田口電機工業(基山町) 計6社
事務局:中村電機製作所
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