県東部、鳥栖市の中央にあるこの朝日山は、平野の中に孤立した独立山峰で市街地に極めて近い場所にあります。
国道と鉄道に挟まれたこの森林は、カシ、シイ等の広葉樹が残っており、その中を散策すると心身ともにリフレッシュが図れます。
山頂からは眼下に広がる平野や有明海を望むことができます。また、この山頂は古代、煙を上げて大宰府との連絡網に使われた場所で、その後、朝日山城が築城され、晩年は鍋島藩の狩猟地となり、幕末の頃まで猪や鹿等が生息していた所です。
現在は、週末になると森林浴や芝生広場でくつろぐ人々の集いの場となっています。