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精神科患者の人権の尊重について

最終更新日:
 

ご意見

 私は数十年間、総合病院で働いています。
 県内のある地区では精神科の患者が癌を患っても入院、治療を拒まれ結局先日何も治療されず亡くなられました。他の患者さんも一般病院に診察に行けば、医師から「まず言っておきますが、うちは入院むりですから!」と言われた後診察をされます。認知症であろうと、精神に病を抱えていようと1人の人間として尊重し、医師も治療して頂きたいと思います。
 県にお願いをしたいことは、差別をせず尊厳を守り、もし精神科の方の治療が必要なら、精神科医師と連携し治療が受けられるような体制を作って頂きたいと思います。

 

担当課の回答(令和6年11月7日)

 この度は、精神科患者の人権の尊重について貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 医師法19条1項には、「診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」と応召義務について定められています。
 そのため、精神疾患を理由に身体治療を拒むことは、応召義務に抵触する可能性があり、ご指摘の医療機関の対応は適切ではなかったと考えます。
 今回のご意見を踏まえ、改めて佐賀県医師会に対して応召義務について要請し、佐賀県精神科病院協会にも情報共有することで、誰もが適切な医療サービスを享受できるように周知徹底いたします。

 

ご意見の担当課

 健康福祉部 医務課

 TEL:0952-25-7073

 E-mail:imu@pref.saga.lg.jp


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