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三重津海軍所跡が舞台のミステリー小説の公開を記念し、関連図書等の展示を行います!

最終更新日:

記者発表ヘッダー


令和6年12月26日

文化課 企画担当

担当者 志水、園田

内線 1906 直通 0952-25-7236

E-mail culture_art@pref.saga.lg.jp

 

三重津海軍所跡が舞台のミステリー小説の公開を記念し、関連図書等の展示を行います!

  佐賀県が構成員となっている、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」(※1)世界遺産協議会では、本遺産の認知度向上、誘客促進を図る取り組みの一環として、ミステリー作家による本遺産の構成資産を舞台とした短編ミステリー小説を順次、令和4年度から制作・公開しています。

この度、佐賀エリアの構成資産である「三重津海軍所跡」(※2)を舞台とした作品「もちろん牛が先」の公開を機に、下記のとおり佐賀県立図書館で関連図書等を展示します。

皆様の御来場お待ちしております。

  展示の様子

 記

 

1 小説について

(1)ミステリー小説作品名 「もちろん牛が先」

 

(2)作家名 似鳥 鶏(にたどり・けい)氏

  ※主な作品…第16回鮎川哲也賞佳作入選の「理由(わけ)あって冬に出る」、2014年にテレビドラマ化された「戦力外捜査官シリーズ」等。

 

(3) 小説の公開場所 メディアプラットフォーム「note」

  (「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会公式アカウント(https://note.com/officialjmir別ウィンドウで開きます(外部リンク))に掲載)

  ※「note」…文章、写真、イラストなどの作品を配信するWEBサイト。

 

(4) 作家プロフィール  

1981年千葉生まれ。2006年『理由(わけ)あって冬に出る』で鮎川哲也賞佳作入選、同作でデビュー。作品に「戦力外捜査官シリーズ」(河出書房新社)「育休刑事シリーズ」(KADOKAWA)をはじめとするシリーズや、『叙述トリック短編集』(講談社タイガ)『推理大戦』(講談社文庫)など多数。

 


2 関連図書等の展示について

(1)展示場所 佐賀県立図書館 1階展示ホール 南玄関展示スペース

 

※佐賀県立図書館は以下の期間、年末年始のため休館となります。

 休館日:令和6年12月30日(月曜日)~令和7年1月3日(金曜日)

※なお、12月29日(日曜日)17時で閉館、1月4日(土曜日)は13時から開館します。

 

(2)展示期間 令和6年12月26日(木曜日)~令和7年1月28日(火曜日)

                                               

(3)展示内容 三重津海軍所跡や似鳥鶏氏の関連図書、紹介POP、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」や三重津海軍所跡に関するパンフレット等

 

(※1) 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」とは、2015年7月に世界文化遺産に登録された、明治以降の日本の近代化において重要な役割を果たした産業遺産群。全国8県11市に点在する23の構成資産全体で、世界遺産の価値を有しており、2025年には登録10周年を迎える。

 

(※2) 洋式船の修理・建造と洋式船に関する教練指導のため佐賀藩が創設。木と土で作られたドライドックは日本最古。日本初の実用蒸気船「凌風

丸」の建造にも成功。

佐賀藩の海軍の様子や日本の伝統技術と西洋技術の融合、自然環境を巧みに使った洋式船の運用方法が具体的に分かる貴重な遺跡として、平成27年(2015年)に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界文化遺産に登録。



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