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2025年2月28日

第54回あらかしコンサートを開催します~テーマ展「岩石のいろカタチ」の関連イベント~

最終更新日:

記者発表ヘッダー


令和7年2月3日

博物館・美術館 学芸課

担当者 岩永

内線 3717 直通 0952-24-3947

E-mail hakubi@pref.saga.lg.jp

 

第54回あらかしコンサートを開催します~テーマ展「岩石のいろカタチ」の関連イベント~

 佐賀県立博物館・佐賀県立美術館では、佐賀城公園の自然や芸術作品に囲まれた豊かな環境で皆様に素敵な音楽を楽しんでもらうため、平成18年度から「あらかしコンサート」を開催しています。

 通算54回目となる今回は、現在県立博物館で開催中のテーマ展「岩石のいろカタチ」(会期:令和7年1月28日~3月9日)にちなみ、サヌカイト奏者の小松玲子(こまつ・れいこ)氏をお招きし、岩石「サヌカイト」を用いた楽器の演奏をお届けします。

 讃岐、つまり香川県ゆかりの石として知られるサヌカイトは、佐賀県内からも多く産出しており、特に多久ではサヌカイトを用いた石器製作に関する縄文時代後期~弥生時代の遺跡が多数発見されています。

 澄んだ温かみのある美しい音色に心癒されるひとときをお過ごしいただくと共に、身近な自然に存在する「石」の新たな魅力に触れていただけるまたとない機会です。ぜひ、御家族や御友人と一緒に御参加ください。



 1 日時  令和7年2月28日(金曜日)

     開場:18時/開演:18時30分~(公演は60分程度)


 2 会場  佐賀県立美術館ホール (佐賀市城内1-15-23)


 3 参加料 無料


 4 定員  400名(事前申込み不要)


 5 出演  小松 玲子 (サヌカイト奏者)

〈プロフィール〉

 香川県高松市出身。高松第一高校音楽科、東京藝術大学打楽器科(四国出身者初)卒業。これまでに有賀誠門、高橋美智子、菅原淳、石内聡明、森ゆき子に師事。東京藝術大学管弦樂研究部元講師、東邦音楽大学附属第二高等学校元講師。高松市観光大使。平成28年度よんでん芸術文化奨励賞、東久邇之宮文化褒賞受賞。   

 コマラジ「サヌカイトでシエスタ」第一、第三水曜日のレギュラーパーソナリティを務める。うつくしまふくしま未来博開会式、日仏観光交流会、G7情報通信大臣会議、全国育樹祭(佐賀・香川)等の各種国内行事はもとより、コスタリカ世界竹会議、メルボルンフェスティバル、ボルドー音楽祭、クールジャパン パリ・ユネスコ国際会議といった海外行事における招聘演奏、あるいは劇団四季やロンドンミュージカル、和太鼓集団「鬼太鼓座」、久石譲全国ツアー等への参加等、幅広く活躍している。


 6  演目 
   「LOVE LETTER」(小松玲子作曲)、「秘かな水瓶」(小松玲子作曲)、

   「Kukai」(小松玲子作曲)、「アメージンググレイス」、「さくらさくら」ほか ※予定


 7 そ の 他  博物館・美術館は駐車場のスペースが限られています。御来館の際は、公共交通機関の利用をお勧めします。


画像3 Photo 森澤正光

 

サヌカイトとは

 約1300万年前に噴出したガラス質の安山岩で、1891年に香川県の旧国名である讃岐にちなんで名づけられました。打撃によって加工することが容易で、しかも切れ味が良いため、縄文~弥生時代にかけて特に石器の材料として用いられたことで知られます。また、構造が細粒緻密であり、叩くと金属音を発するという特徴があります。楽器としてのサヌカイトは、前田仁(まえだ・ひとし、1929~2008)によって創作されたもので、石琴、釣鐘状の琮(そう)、原石に切れ目を入れた形状の琅(ろう)、中国古来の石の楽器である磬(けい)といった種類があり、それぞれ異なった音色を奏でることが出来ます。本コンサートでは、石琴と琮が登場します。
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