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海洋環境国際シンポジウム みんなの海 国際会議vol.1を開催しました

最終更新日:
 

海洋環境国際シンポジウム みんなの海 国際会議vol.1を開催しました

01 リーフレット

「佐賀の岬から世界の海を取り戻そう。」をスローガンに、海洋環境国際シンポジウム みんなの海 国際会議vol.1を開催しました。その概要は以下のとおりです。


 
 

 

【海洋環境国際シンポジウムの概要】

目的:
 世界海洋プラスチックプランニングセンター(仮称)の開業を前に、国際的にも、プラスチック汚染に関する条約策定の動きがあるこのタイミングで、唐津玄海エリアの海洋プラスチック問題の現状や佐賀県の取組を世界に発信し、国内外の関係者とのネットワークを構築するための国際シンポジウムを開催しました。

日時:令和7年(2025年)1月30日(木曜日)、31日(金曜日)
   30日(木曜日)10時00分~17時40分 シンポジウム
                             18時00分~19時30分 レセプション
   31日(金曜日)10時00分~12時00分 フィールドワーク
場所:唐津シーサイドホテル、波戸岬海浜公園

参加者:
国際シンポジウム(1日目) 143名、フィールドワーク(2日目) 57名
 国内外の研究者、政府関係者、国際機関、国内の行政関係者、企業関係者
 地元関係者(唐津市、玄海町、地元NPO、地元高校生等) 等

主催:佐賀県
後援:外務省、環境省
協力:唐津市、玄海町
協賛:ウォータースタンド株式会社、株式会社大原老舗、唐津玄海地区水産物消費拡大協議会、唐津農業協同組合、春秋航空、パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社、buoy株式会社、宮島醤油株式会社、宮田の松露饅頭(五十音順)

内容: 
(30日)
・ 基調講演 世界の海洋プラスチック問題の現状について など
・ 講演・パネルディスカッション
  Session1 海洋プラスチックの実態を追う~モニタリング~
  Session2 海洋プラスチックの生物に与える影響
  Session3 海洋プラスチック問題と市民社会
      Session4 現場(地元)からの報告
・レセプション

(31日)
・ フィールドワーク(波戸岬の漂着状況の視察、ビーチクリーン)

 

(1日目)国際シンポジウム


 

【開会】


来賓として、佐賀県議会議長 大場 芳博 様よりご挨拶をいただき、環境副大臣 中田 宏 様よりビデオメッセージをいただきました。また、開催地より、唐津市長 峰 達郎 様、玄海町長 脇山 伸太郎 様にご参列いただきました。

国際シンポジウム全体の司会進行は、佐賀県唐津市の唐津東高等学校と早稲田佐賀高等学校の放送部の皆さんが務めました。


 10 開会

 

【基調講演】


11 基調1
環境省 水・大気環境局 海洋環境課長 水谷 好洋 様


 

12 基調2
国連環境計画(UNEP) 本多 俊一 様

 

13 基調3
国連ハビタット クリストファー・ロロ 様(WEB参加)

 

【講演・パネルディスカッション】

Session1から3では、国内外の海洋プラスチック問題の関係者がパネラーとしてテーマ別に集い、コーディネーターの先生を中心に講演やパネルディスカッションを行いました。専門家ならではの多角的な視点から、海洋プラスチック問題の解決に向けたアプローチや、世界海洋プラスチックプランニングセンター(仮称)の整備・運営に資するご意見をいただきました。


 Session4では、現場(地元)で活躍する方々から、現場の状況や各々の魅力的な活動について発信いただきました。山口 佐賀県知事からは、センターの正式名称(案)として「世界海洋プラスチックプランニングセンター」、愛称として「PLA PLA(プラプラ)」を提案しました。これらの正式名称(案)及び愛称には、世界的課題である海洋プラスチック問題の解決を目指し、世界中の人たちがぷらっと気軽に立ち寄ることができ、海洋プラスチックの問題を考えアクションをしていく施設という思いが込められています。


 

<Session1>海洋プラスチックの実態を追う~モニタリング~

(パネラー)

・九州大学 磯辺 篤彦 様(コーディネーター)

・トレンガヌ大学(マレーシア) サビカ・トゥアン・アヌアール 様

・九州大学 サパカーン・ジュンダン 様

・九州大学 貴雅仁 パルサ 様


21 session1 1
21 session1 2
 



 

<Session2>海洋プラスチックの生物に与える影響

(パネラー)

・九州大学 大嶋 雄治 様(コーディネーター)

・愛媛大学 仲山 慶 様

・島根大学 長門 豪 様


30 session2 1
31 session2 2
 


 

<Session3>海洋プラスチック問題と市民社会

(講演)

・フィリピン大学(フィリピン) デオ・フローレンス・L・オンダ 様

・カセサート大学(タイ) ティラポン・ドゥワンディー 様

(パネラー)

・九州大学 清野 聡子 様(コーディネーター)

・大阪公立大学 千葉 知世 様

・NPO法人 海さくら 古澤 純一郎 様

・国連環境計画(UNEP) 本多 俊一 様


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42 session3 2
 


 

<Session4>現場(地元)からの報告

(報告)

・yHa architects 平瀬 有人 様

・buoy株式会社 林 光邦 様

・漁師(唐津市) 袈裟丸 彰蔵 様

・早稲田佐賀高等学校サスティナ部 様

・佐賀県知事 山口 祥義


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【会場の様子】

会場では、今回の海洋環境国際シンポジウムにご協賛等をいただいた企業・団体様からの御協力のもと、佐賀県ならではのおもてなしを行いました。

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(2日目)フィールドワーク

佐賀県が2026年度に開業を予定している「世界海洋プラスチックプランニングセンター(仮称)」の建設予定地にて、センターの概要や唐津・玄海エリアの漂着の状況などについて説明しました。

また、波戸岬の美しい景色を楽しみながらビーチクリーンを行い、唐津・玄海エリアの漂着の状況を実際に確かめていただくとともに、改めて、共に海洋プラスチック問題に取り組んでいこうという想いを共有しました。

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