【議題】
(1)令和6年度事業評価中間報告及び改善のポイントについて
事務局より(1)について説明。
〇各事業の12月末時点での評価結果(指標の達成状況)
評価結果で未確定事業を除き、各事業の指標を達成
〇事業報告
各研修の実施状況、プロジェクト研究・個別実践研究・学校支援等の実施状況について説明
〇令和7年度事業計画
・経験年数別研修(各職種、各キャリアステージに応じた効果的な研修となるように研修内容を計画)、職務別研修(職務や研修内容に応じたオンライン研修の設定、実施時期や内容の精査、検討を進めることにより受講者の負担を軽減)、課題別研修(時代の変化、社会の要請に応じた研修として、児童への安全指導についての実技を通した研修を実施)、希望等研修(教科・領域等の専門的かつ実践的指導力の向上を図ることを目的に本講座88本を設定)
・全国教員研修プラットフォーム(通称:Plant)の全機能の運用開始及び利活用に伴う課題等の検討、整理
・研究調査事業の推進・充実(各教科における「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けたコンテンツづくり、若手教員が活用しやすいようなコンテンツづくり)
・学校支援の充実(各教科・領域等の指導法改善に係る支援、研究発表会・授業研究科会・教科部会等での資料提供) 等 【委員からの主な意見】 ・研修参加の出張が重なると学校運営上厳しい。 ・初めての異動先になじめない先生もいる。大きな学校では支援は手厚いが、4年目以降は自力で頑張ってくださいとい う雰囲気がある。教科担当が少ない学校では負担感があり、保護者対応、不登校対応など諸問題の対応でも大変であ る。 ・学校支援の充実をありがたく思う。特に各教科・領域等の指導方法に係る支援については、若手や経験の浅い先生が多 い現場にとってはありがたい。 ・若い世代の先生は、すぐに授業で使えるもの、すぐに効果が見えるものを求めているように思うので、若い世代の先生 には視覚的に見せることが重要。他の先生の授業を見る、見せるということを考えていかなくてはならない。 ・初任者6名を集めて授業をして見せるような研修があってもいいのでは。人員的に厳しいと思うが、リモートやオンデ マンドを活用しながら考えていってほしい。 ・教育事務所の指導主事が学校に出向き、授業を見ての指導助言や模擬授業、実際にクラスに入り担任に代わって授業を 行うなどしたところ、模擬授業、飛び込み授業はアンケートで好評だった。 ・若手の先生が知りたいことは、学級通信の書き方、懇談会の流れなどである。以前は先輩の先生が手厚く指導されてい た。初任者研修の中で取り上げることはあるか。 ・学校教育課の事業として、各自の課題に合わせて少人数のグループで授業を見せ合う取組や、若手とベテランを組み合 わせてメンター制のような研修を行う取組など、様々な取組を県のHPで紹介しているので、参考にしてほしい。
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