
令和7年3月11日 政策部 担当者 松村 内線 1461 直通 0952-25-7360 E-mail kikakuteam@pref.saga.lg.jp |
ガストロノミーツーリズム企画「SAGA SLOW DINING」を開催します
佐賀県では、魅力的な地域資源である自然、文化、食などを組み合わせ、美食を目的とした体験型コンテンツを創り出し、佐賀県の『ほんものの価値』を広く知ってもらうことを目的に、令和5年度から「ガストロノミーツーリズム推進事業」を実施しています。
今年度は、鹿島・太良エリアの食材にスポットをあて、身近な地域資源を一流シェフの料理で磨き上げ、その地域の歴史や文化を知っていただくイベントを下記のとおり開催します。
「フレンチで味わう鹿島・太良の春」を是非この機会に体験ください。
記
1 「SAGA SLOW DINING」の企画概要
(1)開催日 令和7年3月30日(日曜日)11時00分~13時30分予定
(2)会場 海道しるべ(佐賀県鹿島市音成1896)
(3)内容 ・気鋭のシェフによる鹿島・太良エリアの食材を使った贅沢ランチ
・使用する器にもこだわり、モダンな有田焼の魅力を紹介
(4)メニュー
・アミューズ
(ムツゴロウと蕗のとうチップ/コノシロと生海苔のタルト/フォワグラの味噌マリネ/金星豚のパテクルート/アオリイカコロッケとがん漬け)
・ホワイトアスパラガスと芝海老のサラダ
・桜鯛とワタリガニ、甘酒とスルメソース
・佐賀牛フィレ肉シャトーブリアンのロースト
・菊芋の漬物と燻製牡蠣 新玉ねぎ添え
・いちごさんとトマト、サフランアイス
・お茶菓子/酒粕パン
(5)料金 10,000円(税込)
(6)申込 申込みフォーム(https://forms.gle/rpLvAdXTTT3634uS8)より受付 ※申込開始日 令和7年3月12日(水曜日)~
《参考》
(1)使用する食材について
【サフラン】
鹿島市早ノ瀬地区で栽培されている希少な国産サフラン。海外産にはない芳醇な香りと発色が特徴。1人の生産者が作るこのサフランは、今では一流シェフの間で一流話題となり全国から視察に訪れるなど注目されている。
【コノシロ】
太良町の特産であるコハダは江戸前寿司として人気で、成長したコノシロは地元を中心に食されている。今回はコノシロをフレンチにアレンジし、磨き上げたお料理をお楽しみいただく。
【菊芋】
フレンチでよく使用される菊芋は、鹿島でも栽培されている。「天然インスリン」と言われる「イヌリン」が多く含まれる健康野菜。
【酒粕・味噌】
発酵文化が根付く鹿島市は、麹や甘酒などを使った料理も豊富。今回は味噌と甘酒、菊芋の漬物をフレンチで楽しんでいただく。
(2)担当シェフについて
小岸 明寛 ( Akihiro KOGISHI )
1979年、佐賀県太良町生まれ、鹿島高校出身。
辻フランス校卒業後、ラムロワーズで研修し帰国。東京・恵比寿シャトーレストラン「タイユヴァン・ロブション」で働き再渡仏。「アラン・デュカス・オ・プラザアテネ」や「ピエール・ガニェール」、「ミシェル・ブラス」で働き、NY、モナコ、スペイン、スイスで研鑽後に帰国。その後、「ピエール・ガニェール・ア・トーキョー」を立ち上げ、「ミシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン」在籍中に、日本最大級の料理人コンペティション「 RED U 352013 」準グランプリ受賞。福岡市内の料理長を務めミシュラン一ツ星獲得。2023年に「レストラン KOGISHI」をオープン。