
令和7年3月3日 国際政策グループ 担当者 飛松・吉武 内線 2264 直通 0952-25-7419
E-mail:
kokusaiseisaku-g@pref.saga.lg.jp |
~佐賀のものづくり×ダッチデザイン~
大阪・関西万博で使用する家具をコラボ制作するため
オランダデザイナーが佐賀県を訪問します
佐賀県は、駐日オランダ王国大使館と平成28年に締結した「クリエイティブ連携・交流協定」を基に、文化・スポーツ等を中心とした幅広い連携・交流を推進しています。
日・蘭交流425周年に当たる今年、2025大阪・関西万博(以下「万博」)オランダパビリオンで使用する家具の一部を、県内地場産業のメーカーとダッチデザインのデザイナーによるコラボレーションで制作することとなりました。
ついては、駐日オランダ王国大使館にデザイナーとして選定されたオランダの建築事務所が、制作に係るミーティングや、試作品の確認を行うため、佐賀県を訪問します。
記
1 日時 令和7年3月7日(金曜日)9時00分~11時30分
2 場所 レグナテック株式会社|佐賀市諸富町山領266-1
3 訪問者studio ACTE 主任建築家・ディレクター Fanny Bordes(ファニ・ボルデス)氏
4 公開内容 9時00分~10時00分工場視察
10時00分~11時30分試作品の確認、デザインのミーティング
5 コラボレーション制作の経緯
オランダは共に分かち合い、新しい価値を生み出すこと「コモングラウンド」を万博の参加テーマに掲げています。そこで、パビリオン等オランダ関係施設で使用する一部の家具について、オランダのデザインと佐賀県のものづくりの伝統・技術を掛け合わせた、コラボレーションでの制作が企画されました。
制作にあたって、諸富家具振興協同組合と駐日オランダ王国大使館が選定した建築事務所studio ACTE(スタジオアクテ)が、オンラインでデザイン協議を重ね、4種類の家具の試作品が出来上がりました。
今回、デザイナーが佐賀へ訪問し、制作を担当するレグナテック株式会社にて、試作品の確認や、デザインのミーティングを行います。制作された家具は、万博会期(令和7年4月~10月)を通して使用されます。
6 studio ACTEについて
2020年、フランス人建築家Estelle Barriol(エステル・バリオル)氏によってロッテルダムに設立されたデザイン事務所。オランダ、を中心にフランス、ベルギー等で事業を展開し、建物のインスタレーションや、家具を取り扱う。本事業では、主任建築家・ディレクターであるEstelle Barriol氏及びFanny Bordes氏がメインでデザインを担当しています。
7 佐賀県とオランダの連携・交流について
古くは、約400前オランダ東インド会社(VOC)を通じて日本最古の磁器有田焼が欧州に運ばれた縁をきっかけに、佐賀県とオランダの交流が始まりました。その後、幕末維新期においてオランダが佐賀の近代化に大きな影響を与えています。
このような歴史的背景を紐解き、平成28年、佐賀県と駐日オランダ王国大使館は、ダッチデザインと佐賀県のものづくりによるクリエイティブな交流を発展させるとともに、幅広い分野で相互発展を図ることを目的として「クリエイティブ連携・交流協定」を締結しました。
8 報道機関の皆さまへ
取材希望の方は、上記時間内にレグナテック株式会社事務所にお越しください。