【会議結果】 (協議) 協議事項1 佐賀空港の自衛隊使用等に係る環境保全と補償に関する協議会の設置について ・事務局から協議会の設置目的、協議事項、会の構成及び開催頻度について説明 ・出席者からの意見等はなく、本協議会の設置を確認した 協議事項2 連絡体制の確立について ・緊急時に迅速な連絡と対応を行うため、夜間や休日等を含めた関係機関の連絡体制を確立する必要があることから、担当者の氏名、日中の連絡先及び夜間・休日等の連絡先を一覧にして整備することを事務局から提案 ・出席者からの意見等はなく、関係機関の担当者連絡先一覧を整備することを関係者間で合意 (意見交換) 各団体におけるこれまでの取組状況や本協議会に対する意見・要望等について意見交換を実施した。 ・佐賀県からは、本年4月に駐屯地調整室の設置し、有明海漁業の振興や補償に関する基金(佐賀県有明海漁業振興・補償基金)についても4月に設置したことを報告するとともに、環境保全に関しては、庁内関係課とも連携・情報共有しながら、航空機騒音の測定や排水の水質確認にしっかり対応していくことを説明 ・有明海漁協からは、本協議会が駐屯地開設に伴う諸問題についての意見や情報を交換できる非常に有意義な場だと感じていること、一番の願いは駐屯地の開設が漁業に影響を与えないことや何より事故がないことであること、水質調査の結果について今後も継続して情報提供がなされることに安心している旨の意見が出された ・防衛省からは、オスプレイの移駐に必要な工事は順調に進んでおり今年6月末まで完成する予定であること、7月9日に駐屯地を開設し陸上自衛隊のオスプレイを順次移駐させる予定であること、駐屯地開設後は、駐屯地に苦情相談窓口を設置する予定であること、本協議会での意見を適切に反映しながら取り組んでいく旨の説明がなされた ・佐賀市からは、有明海の環境を保全するということは、ノリ養殖という重要な産業を守ることに加えて、多様な生態系を有する有明海の自然環境を守るという面からも大変重要であると認識していること、本協議会の設置により、漁業者の皆様が安心して漁業に専念できる環境づくりにつながることを期待している旨の発言があった
(以 上) |