道路整備事業において工事費の過払いがありました

道路整備事業において工事費の過払いがありました

　道路整備事業において、工事費を過大に積算し支出していた事案を確認しました。

なお、この事案を受け、現在、県の発注工事で同様の事案がないか調査を行っています。

1　工事概要

　工事名：道整交金第0101204-006号

              国道204号（屋形石）道路整備交付金工事（法面工）

　工期：令和3年12月8日～令和4年3月30日

　請負金額及び過払額：

請負金額（正）　64,773,500円

請負金額（誤）　70,794,900円

過 払 額　     　   6,021,400円

2　事案の概要

　　上記工事の積算において、一部の材料に計上する必要がない経費（現場管理費等の諸経費）を計上し、受注者に対して過大に工事費を支出し、また、これに係る国の交付金を過大に受け入れていた。

3　事案への対応

　　過払額6,021,400円（うち国費3,775,418円）について、受注者との調整が整ったことから、6月定例県議会に返還に係る予算議案を提出します。

4　再発防止策

工事費算出に当たり適正な積算を徹底するとともに、チェック体制を強化し、再発防止を図ってまいります。