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佐賀市久保泉小学校で「田んぼダム出前講座」を開催しました

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佐賀市久保泉小学校で「田んぼダム出前講座」を開催しました

 

 佐賀県では、流域治水対策として、令和4年度から大雨の際に水田に一時的に雨水を溜める「田んぼダム」を推進しており、管内の佐賀市、多久市及び小城市においても、農家のご協力のもと、「田んぼダム」に取り組んでいます。

 今回、田んぼダムの役割を子どもたちに学んでもらうため、佐賀市役所、佐賀県土地改良事業団体連合会と合同で出前講座を開催しました。

 田んぼの排水口に調整板を設置した田んぼと、設置していない田んぼを比較した模型で降雨時の状況を再現すると、子どもたちは興味津々で田んぼや住宅街の様子を観察していました。

  また、実物の排水桝に調整板を設置するなど、田んぼダムについて興味を持って話を聞いていました。子どもたちからは、「これからは田んぼダムが当たり前になってほしい。」、「田んぼダムのおかげで洪水が防げていることが分かった。」などの感想がありました。

 

  今後も、田んぼダムの取り組み拡大につながるよう、出前講座にも取り組んでいく予定です。


【出前講座の開催概要】

1.開催日時    令和7年7月10日(木曜日) 午前10時00分~午前11時15分

2.開催場所    佐賀市立久保泉小学校

3.参加者     久保泉小学校5年生

4.出前講座の内容 動画や実物の排水桝を使った説明、「田んぼダム」の模型による再現


説明を聞く子どもたち
模型を見つめる子どもたち
説明を聞く子どもたち模型を見つめるこどもたち


 

※田んぼダムとは・・・田んぼの排水口に小さな断面の切り欠きを開けた調整板を設置し、大雨時の水の流出を抑制することで、田んぼがダムのような役割を果たすことです。普通の田んぼでは雨が降るとすぐに水路に排水されますが、田んぼダムに取り組んでいる田んぼでは、設置している調整板の切り欠きの高さまでは水を溜めることができるので、水路や河川に流出する量が抑えられ、下流へ流れる量が減ることで浸水被害の軽減につながります。


田んぼダム取組面積

 管内市 R4実績R5実績 R6実績 R7計画 
 佐賀市
 175.60
 271.22388.87 501.73 
 多久市13.7813.96  16.65
 16.65
 小城市0.00 454.47 630.31697.25 
※予定面積は令和7年度7月末時点 



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