多くの問題点があるプロジェクトに幾つか提起提案をさせて頂きます。
(1)公共バス新設について
建設地まで佐賀駅から徒歩で約15分、佐賀商業高校前のバス停留所からも徒歩5分強で行く事が出来ます。ただ、国スポで整備した歩道以外などの状態が非常に悪く建設地を含め、インフラ整備が急務と感じます。
(2)建設地の近隣の騒音や車の排ガス問題や周辺の交通安全などについて
建設地近くには北部バイパス道路があり、交通量が多く、騒音が気になり、排ガスも酷い。また、佐賀国立病院に続く陸橋下で、車や自転車が混雑して歩行者を巻き込みそうな事故も見て来ました。この辺りのインフラ整備もしないと必ず事故が起こると思います。
(3)建設地南側周辺の大雨時、冠水問題について
大雨と満潮時間が同時刻になると、ナフコスタイルの南側周辺から冠水が始まり、酷いときには辺り一帯が膝上まで冠水した経験を何度かしています。
(4)駐車場問題などについて
学生と職員は毎日通勤通学するので大型商業施設利用のシャトルバスは考えられませんし、駐車場不足やゴミや騒音など周辺住民に迷惑がかかることは払拭出来ません。
(5)建設地周辺の環境について
飲食店やコンビニ・スーパーなど店舗が少なく、夜になるとライトアップされているポイントがなく暗すぎます。安全面、防犯を考えるとその問題も考えて頂きたいです。
(6)講師、教授、学生の誘致について
優秀な指導者がいないと学生は魅力を感じません。指導者も地方より、首都圏の有名大学に在籍したいと思います。高齢者や経験値の低い指導者ばかりでは、現在閉鎖される大学が多いので、同じ経緯を辿らないとは限りません。
(7)建設時の騒音について
警察官舎の建設工事は必要不可欠で老朽化が目立ち納得出来ました。今回は未知数で不安な行く末の大学の将来に向けての工事に我慢を強いられる事は不満です。民間企業が同じ規模の工事をする場合は、責任者が周辺住宅をまわり理解を得ないと工事日程が遅れる可能性もあります。回覧板で理解を得られると思うのは、地方公務員の独特な慢心で都会ではあり得ません。事なかれ主義、縦割り行政の典型例ではないでしょうか。
以上のことについて、誠意ある回答をお待ちしてます。
担当課の回答(令和7年6月2日)
ご提案いただいた、建設予定地の周辺の道路整備、安全対策、冠水対策、工事のご案内などについて、一つ一つが大切な項目であると考えており、近隣にお住まいの方の率直なご意見として、県として留意すべきものが多数ございました。いただいたご提案に留意のうえ検討を進めていくとともに、内容に応じて、佐賀市とも議論・連携を深めていきます。
また、工事のご案内について、ご意見いただきましたとおり、丁寧な説明は大事だと考えております。設計が進んでまいりましたら、近隣の皆さまへご説明し、皆さまからご意見いただく場を設けることを検討いたします。
多くのご意見、ありがとうございました。