
令和7年8月8日 文化課 文化財保護・活用室 文化財指導担当 担当者 加藤、光富 内線 3333 直通 0952-25-7232 E-mail bunkazaihogo@pref.saga.lg.jp |
佐賀県の中村清吾氏が令和7年度 第45回伝統文化ポーラ賞(奨励賞)を受賞されます
ポーラ伝統文化振興財団では、日本の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事などの無形の文化財を保存・伝承・振興するための事業の一環として「伝統文化ポーラ賞」を毎年表彰されています。
この度、佐賀県から、中村清吾氏が下記のとおり令和7年度 第45回伝統文化ポーラ賞の奨励賞を受賞されることとなりました。
記
1 表彰の目的
伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事など、無形の伝統文化の分野で貢献され、今後も活躍が期待される個人・団体に対し、更なる活躍と業績の向上を奨励すること
2 受賞者
中村 清吾氏【白磁の制作】
(他、全国で優秀賞2名、奨励賞1名、地域賞4名受賞)
3 受賞者の功績
伝統的な轆轤成型技術に高い定評があり、白磁制作を一筋に続けていることに加え、既成概念にとらわれることなく現代の白磁の表現を探求し続ける姿勢が評価された。
4 受賞者プロフィール
佐賀県有田町生まれ。佐賀県重要無形文化財保持者の中村清六の孫として生まれ、九州大学卒業と同時に祖父に師事。平成25年日本伝統工芸展にて東京都知事賞(優秀賞)を受賞。令和元年第8回菊池ビエンナーレ展大賞。
5 表彰式
・開催時間 令和7年12月9日(火曜日)13時30分~14時45分
・開催場所 ザ・ペニンシュラ東京 ザ・グランドボールルーム
(東京都千代田区有楽町1-8-1)
※別紙のポーラ伝統文化振興財団からのプレスリリースを御参照ください。
【参考:過去の県内受賞者】
・第1回(昭和56年) 松本 鶴子 氏(陶芸・色鍋島染付濃み)
・第2回(昭和57年) 辻 タカ 氏(陶芸・上絵具製造)
・第17回(平成9年) 筑紫 美主子 氏(佐賀にわかの伝承・振興)
・第23回(平成15年) 鈴田 滋人 氏(鍋島更紗の伝承・振興)
・第43回(令和5年) 奥川俊右エ門 氏(大物ろくろ技法の伝承)
添付資料