
令和7年12月22日
博物館・美術館 学芸課
担当者 野中
内線:3717 電話: 0952-24-3947(直通)
E-mail:hakubi@pref.saga.lg.jp
|
佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠岡田三郎助(1869~1939)の画業と人物を紹介しています。
当館の岡田三郎助のコレクション(収蔵品)は、洋画の代表作、名作はもちろん、日本画、素描(デッサン)、版画、また彫刻や工芸品、さらに愛用の品等幅広く、現在、合計250点を数えるに至っています。国内の美術館では質、量ともに最大であり、当館の基幹となるコレクションです。
このコレクションは、昭和45(1970)年、佐賀県立博物館が創設された時から収集が始まりました。昭和58(1983)年の美術館開館以降は、ここが主な展示紹介の場所となり、そして平成27(2015)年7月、専用の常設展示室「OKADA-ROOM」を開設。さらに平成30(2018)年4月には「岡田三郎助アトリエ」の移築復原が実現しました。岡田三郎助の人と芸術を語る全てが、彼の故郷であるここ佐賀に集まっているのです。
当館のコレクションの充実は、多くの方々の協力によるものです。今回の展示では、当館に所蔵された最初の岡田作品である《薔薇》をはじめ、岡田の洋画の名作を展示し、収集についてのエピソードも交えながら、コレクション形成の歩みをご紹介します。ぜひご覧ください。
記
1 会期 令和7年12月18日(木曜日)~令和8年3月14日(土曜日)
2 開館時間 9時30分~18時
3 休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
令和7年12月29日(月曜日)~令和8年1月1日(木曜日)
※令和8年1月12日、2月23日(各月曜日祝日)は開館、翌1月13日、2月24日(各火曜日)は休館。
4 会場 佐賀県立美術館 OKADA-ROOM(佐賀市城内1丁目15-23)
5 観覧料 無料
添付資料