
| 令和8年2月13日 佐賀県立九州陶磁文化館 担当者 江副 直通 0955-43-3681 E-mail kyuto@pref.saga.lg.jp |
九州陶磁文化館にヴィーガンカフェが誕生します ~海外からの来館者も心地よく楽しめる空間をオープン~
九州陶磁文化館では、染付の有田焼をイメージした白と青を基調とした空間の中で、地元野菜と地元のやきものを使ったヴィーガン料理を提供するヴィーガンカフェを下記のとおりオープンします。
海外からの来館者にも配慮し、食の制限や文化の違いを超えて、誰もが安心して楽しめるミュージアムカフェを目指します。
記
グランドオープン 令和8年2月17日(火曜日)10時


【店舗概要】
店舗名:CAFE USEUM ARITA(カフェ ユージアム アリタ)
所在地:佐賀県立九州陶磁文化館 3階(佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1)
営業時間:10時00分〜16時00分
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
提供内容:ヴィーガンフード・ドリンク
メールアドレス:info@cafe-useumarita.jp
【料理監修・シェフ】
髙岡 盛志郎(たかおか せいしろう)
<プロフィール>
1977年佐賀市生まれ。名古屋の料亭で5年間日本料理を学び、その後カリフォルニア料理を知り、2004年にカリフォルニアに渡り、寿司と割烹屋などで働き、世界のトップ50レストランに選ばれたことのある有名店「シェ・パニーズ」で研修を受ける。帰国後、2011年に佐賀市で「TIMER CALIFORNIA KITCHEN」をオープン。
2018年に有田町に移住し、オーガニックな薪料理を提供する「TIMERの宿」を経営するかたわら、地域の農家や生産者たちとファーマーズマーケットを開催。
2022年12月に松浦鉄道蔵宿駅でベジタリアンカフェ「薪の宿から」をオープン。生産者、陶芸作家、クリエイターなどの交流拠点にもなっている。
『We Believe in Cooking』の信念のもと、食べる人に喜びを届けることを大切にしている。
【運営事業者】
「地域の宝探しカンパニー」株式会社スチームシップ
代表者 代表取締役 藤山 雷太
有田ポルト(本店)
〒844-0018 佐賀県西松浦郡有田町本町丙972番地32
【背景・経緯】
九州陶磁文化館では、有田焼創業400年プロジェクトの一環として、2016年に「名作で、ごはんを食べる美術館」というテーマで「USEUM ARITA(ユージアム アリタ)」というレストランを期間限定でオープンし、予約がとれない人気レストランとして、5か月間で約1万5千食を提供しました。
また、近年、九州陶磁文化館では、海外からの来館者や多様な食文化を持つ方々が増えています。一方で、食事の選択肢が限られているといった声もありました。
そこで、USEUM ARITAの取組を踏まえ、
・焼き物の世界観を“空間”として体感できること
・食の制限を感じさせず、誰もが選びやすいこと
・地域の魅力(食材・器・文化)を自然に伝えること
この3点を軸に、リニューアルに取り組みました。
【カフェの特徴】
1.やきものをイメージした「白と青」の空間デザイン
伊万里・有田焼などに象徴される白磁の白と呉須の青をモチーフに、静かで清潔感があり、作品鑑賞後も余韻を楽しめる空間を演出。カウンターは泉山磁石場をイメージした有田焼タイルで装飾し、海外の方にも「佐賀のやきものらしさ」が直感的に伝わるデザインです。
2.地元野菜を主役にしたヴィーガンメニュー
使用する野菜は、可能な限り地元産。動物性食材を使わず、素材の味を生かしたシンプルな調理で、ヴィーガンの方はもちろん、普段ヴィーガンでない方にもおいしいと感じていただけるメニュー構成です。
3.地元のやきもので提供する“食べる展示体験”
料理を盛り付ける器は、有田焼や唐津焼など地元の窯元・作家によるやきものです。展示室で鑑賞した陶磁器作品の世界観を「実際に使って、味わう」体験へとつなげます。
4.海外来館者もストレスフリーな配慮
英語表記を含む分かりやすいメニューやヴィーガンであることが一目で分かる設計など言葉や食文化の壁を感じさせない、ミュージアムならではのホスピタリティを実現します。
【ミュージアムとしての新しい役割】
本カフェは、単なる飲食スペースではありません。九州陶磁文化館が「鑑賞・学び・食」を横断的につなぐ拠点として、地域文化と来館者をやさしく結び直す試みです。
【今後の展開】
今後は、地元窯元・作家とのコラボレーション企画なども視野に入れ、九州陶磁文化館全体の魅力向上につなげていきます。