有害鳥獣対策の知見を深めるため福岡県朝倉森林組合に視察に行きました!

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有害鳥獣対策の知見を深めるため福岡県朝倉森林組合に視察に行きました!

日時 令和8年3月4日水曜日 8時00分から16時00分

場所 福岡県朝倉森林組合(福岡県朝倉市三奈木)

 

視察に至った背景

  近年、県内外において有害鳥獣による被害が数多く報告されており、林業分野においても対策を余儀なくされつつあります。

特にシカによる被害については、九州各県で報告されており、食害や剥皮防止等の対策が講じられているところです。

現在、佐賀県内でのシカの被害報告はありませんが、県内では多数の目撃情報があげられています。

そこで、今後伊万里有田管内でのシカ被害も想定されることから、多数のシカが生息する古処山から英彦山周辺で林業を行われている、朝倉森林組合様のシカ対策現場を視察させていただき、シカ対策の現状や手法について学ぶことで、伊万里有田地区での迅速な対策につなげたいと考えました。

  

現地視察

現地は、あまぎ水の文化村付近の現場一箇所を視察させていただきました。

朝倉森林組合で使用されている主なシカ対策は、シカネットとツリーシェルターとのことで、その設置状況について確認しました。

朝倉森林組合では、再造林を行った箇所全てに、シカネットを設置しているとのことで、皆伐面積が大面積となる場合、大変な労力が必要とのことでした。

ツリーシェルターについては、面積が小さく、ネットを設置するよりも費用対効果が高い箇所に用いているとのことでした。

 シカネットで囲っていても、必ず被害を防止できるのではなく、穴が開いたり、飛び越えられたりして、中に入られると苗木が全滅する危険性もあるとのことで、シカネットの丁寧な設置作業はもちろん、定期的な巡視等による管理(修繕含む)も重要であり、それに併せてシカの多い箇所ではヒノキよりスギを植栽する等、現地にあったシカ対策を講じる必要があるとのことでした。

現地視察状況
シカネット設置状況
現地視察状況シカネット設置状況
ツリーシェルター設置状況
シカに食害されたヒノキ
ツリーシェルター設置状況食害されたヒノキ
 

意見交換会

意見交換会実施状況

朝倉森林組合の会議室をお借りして、組合や県、市町の取組について意見交換を行いました。

 佐賀県内におけるシカ被害の現状や、伊万里西松浦森林組合における担い手等の対策について情報提供を行った後、朝倉森林組合でのシカ対策の状況や各種取組についてお話しをいただきました。

シカがいることで、各団体で対策のための経費が必要となり、その費用については森林所有者の方にも負担が出ているということあったため、今後対策を行ううえでは、補助金等を活用する等、制度の整備も必要と感じました。

 伊万里有田管内と朝倉森林組合とでは車で1時間少しの距離でもあるため、今後とも交流を図っていきます。

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