
県育成の酒米新品種「佐賀酒73号」の大規模現地試験栽培の田植えが行われます
佐賀県では、県内酒蔵の県産酒米に対する需要に応えるため、酒米の品種開発を進め、新品種「佐賀酒73号」を試験・育成しています。
このたび、県が育成した新品種「佐賀酒73号」について、現地での適応性を確認し、複数酒蔵で試験醸造を行うため、実際に農家の圃場で大規模な現地試験栽培(県内4か所、合計作付面積約3.5ha)を実施します。今週末から、試験栽培圃場で田植えが始まります。
佐賀県が開発した酒米新品種「佐賀酒73号」について
県では、県産の原料と水を100%使用し、一定の基準をクリアしたものを「The SAGA認定酒」として認定する佐賀県原産地呼称管理制度に取り組むとともに、県産の酒米について、県の関係各機関と蔵元との積極的な意見交換を行っています。
こうした中、佐賀県では純米酒などの特定名称酒の出荷量が年々増加し、現在では清酒全体の7割以上を占めるようになっており、高品質な県産原料への需要が高まっているため、酒造りに適した県産の酒米が一層望まれている状況です。
しかし、近年の猛暑の影響で、酒造りの際に酒米から酒をつくりにくい状況が続き、酒蔵からは良質で安定した酒米の生産とともに、猛暑時でも原料米の品質低下が少ない新たな酒米品種の育成が望まれていました。
こうした需要に応えるため、県では、佐賀県農業試験研究センターが9年の歳月をかけて新たな酒米品種として「佐賀酒73号」を開発し、令和7年10月に品種登録出願しました。
詳しくは添付資料をご覧ください。
今後のスケジュールについて
10月中下旬ごろ 収穫
11月以降~ 県内いくつかの酒蔵で試験醸造予定
※今後、県では、県内酒蔵などとともに長く愛用される酒米となるよう「佐賀酒73号」に「愛称」をつける予定としています。
添付資料