大山ダムは、洪水調節、既得取水の安定化や河川環境の保全（不特定用水）、新規利水（水道用水）の確保を目的としています。
大山ダムの受益地域は、大分県、福岡県、佐賀県です。
事業目的
1.洪水調節
ダム地点で、計画高水流量毎秒690トンのうち毎秒570トンの洪水調節を行い、ダム下流の赤石川及び筑後川本川沿岸の洪水被害の軽減を図ります。
2.不特定用水
ダム下流の赤石川及び筑後川本川沿川の既得用水の取水の安定化や河川環境の保全のための流量を確保します。
3.新規利水（水道用水）
久留米市瀬ノ下地点において、水道用水として、新たに福岡地区水道企業団に毎秒0.603トン（日量52,000トン）、福岡県南広域水道企業団に毎秒0.707トン（日量61,080トン）、あわせて毎秒1.31トン（日量113,080トン）の取水を可能とします。
事業概要
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事業主体 |
独立行政法人 水資源機構 |
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水系名 |
一級水系筑後川 |
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河川名 |
赤石川 |
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位置 |
大分県日田市大山町西大山 |
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型式 |
重力式コンクリートダム |
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ダム概要 |
堤高 |
94m |
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堤頂長 |
370m |
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堤体積 |
約58万立方メートル |
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集水面積 |
33.6平方キロメートル |
| 8 |
総貯水容量 |
1,960万立方メートル |
| 9 |
有効貯水容量 |
1,800万立方メートル |
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（内訳） |
洪水調節 |
700万立方メートル |
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水道用水 |
630万立方メートル |
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不特定用水 |
470万立方メートル |
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工期 |
昭和58年度～平成24年度 |
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総事業費 |
約1,060億円 |