志波屋(しわや)四の坪地区2区の奈良時代 最終更新日:2019年8月2日 志波屋(しわや)四の坪地区2区 奈良時代 奈良時代には、少数の竪穴建物跡が確認されたほか、掘立柱建物跡群が検出されています。掘立柱建物跡は、2間×2間や3間×3間の総柱のものや、3間以上の大型建物も確認されています。この地区の南に隣接する志波屋四の坪地区1区では、奈良時代の官道跡(切通し)が確認されており、官道北側では掘立柱建物跡や井戸跡などが多く検出されています。また東側に位置する大曲一の坪地区では奈良時代の寺院跡(辛上廃寺)が確認されていることから、それらの建物跡との関連性が注目されます。