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アライグマ対策について

最終更新日:

 
 アライグマは北米大陸が原産地で、当初、日本にはペットとして輸入され、その後、飼養個体の逃走、放逐等により、全国各地でその分布が拡大している外来生物です。

 現在、日本各地でその自然繁殖が確認されており、農業被害、生活環境被害、生態系被害といった様々な問題を引き起こしています。

 佐賀県では、近年、県内のアライグマの目撃情報や捕獲情報が増加していたことから、平成21年度にアライグマ生息実態調査を実施しました。また、市町・個人・民間団体などが行うアライグマ防除対策の支援を行っています。

 

 1 アライグマの特徴

 アライグマの特徴

  大きさ

   ・頭胴長 40~60cm(頭から尻尾の付根まで)          

   ・尾  長 20~40cm

   ・体  高  4~10kg(まれに20kg)

 

  他の動物との判別点              

   ・耳の周りが白く縁取られている

   ・ひげが白い

   ・尾が縞模様

   ・足跡が子どもの手形のように残る

 

            アライグマの顔           アライグマの足跡   


 

 2 アライグマによる被害

  (1)生態系への被害

      在来のタヌキやキツネなどとの餌資源の競合、希少な昆虫類、両生類、爬虫類の捕食

  (2)家屋への侵入

      子育ての時期(春先)に天井裏に住み着くことによる糞尿被害や騒音被害

  (3)農業被害

      果実(みかん、イチゴ、ナシなど)や野菜などの食害

 

 3 外来生物法に基づくアライグマ防除の手法

 環境省では、特定外来生物による生態系、農林水産業等への被害を防止し、生物の多様性の確保、農林水産業の健全な発展等に寄与することを目的として、平成17年6月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」を施行し、アライグマを特定外来生物に指定しています。

 この法律により、地方公共団体又はそれ以外の個人、団体などは、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣)にその行う特定外来生物の防除について確認又は認定を受けることで防除を実施することが出来るようになります。

 佐賀県では、防除の取組を支援するため、「アライグマ防除のための手引き」を作成しました。

 

アライグマ防除のための手引き

  表紙・目次 新しいウィンドウで(27KB; PDFファイル)              1.アライグマの特徴 新しいウィンドウで(216KB; PDFファイル)

  2.佐賀県内のアライグマについて 新しいウィンドウで(619KB; PDFファイル)  3.防除の体制 新しいウィンドウで(853KB; PDFファイル)

  4.資料 新しいウィンドウで(1373KB; PDFファイル)

 

アライグマ防除(確認)申請書・防除実施計画書記載例

 アライグマ防除の確認(地方公共団体の場合)を受ける場合の申請書及び計画書の記載例を掲載しています。

 なお、地方公共団体以外の者(個人、民間団体など)は、同様に確認を受けることで防除を実施することが出来ます。

  防除確認申請書・防除実施計画書記載例 新しいウィンドウで(1169KB; MS-Wordファイル)

 

 

パンフレット等

   アライグマパンフレット(九州地方環境事務所) 新しいウィンドウで(2136KB; PDFファイル)

 

 

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佐賀県庁(法人番号 1000020410004) 〒840-8570  佐賀市城内1丁目1-59   Tel:0952-24-2111(代表)     
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