現在、日本では、食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」が年間522万トン(令和2年度推計)も発生しています。これは、国民一人当たりに換算するとお茶碗1杯分が毎日捨てられている計算になります。そこで、県では、家庭や飲食店で発生する「食品ロス」を減らすことにつながる情報を皆様に提供いたしますので、協力をお願いいたします。
食品ロスを削減するには
<消費者の皆様>
食品の「買いすぎ」、飲食店での「注文しすぎ」、 食品の期限表示に過敏になる「過度の鮮度志向」など食品ロスを増やす要因となる行動について、一人ひとりが注意することや、賞味期限など食品の期限表示を正しく理解することが必要です。
<飲食店の皆様>
食べ残しがなるべく発生しないようなメニュー設定などを工夫していただくことが必要です。
<事業内容>
一般の消費者や飲食店の皆様に御協力をいただくことによって、食品ロスを減らすため、次の事業を行います。
「九州食べきり協力店等」の募集について
九州7県(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)では、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」の削減や リサイクルを進めるため、利用客への「食べきり」の呼びかけなど、食品ロス削減等に協力・貢献する取組を行う店舗を募集します。
佐賀県内で該当する取組を1つ以上実践する飲食店や宿泊施設、小売店の皆様は、ぜひ、「九州食べきり協力店等」として登録し、食品ロス削減等にご協力ください。
九州内の複数の県に店舗を有する事業者で、代表する事業所等が佐賀県内にある場合は、当該事業所から佐賀県に一括して申し込むことができます。詳しくは、下記の募集チラシをご覧ください。
九州食べきり応援店一覧 (PDF:75.2キロバイト)
※「食べきり」の趣旨に賛同し登録いただいたお店です。ご利用をよろしくお願いします。