大切なペットを迷子にさせないために
- 犬を散歩させる時は、必ずリードで繋いで、飼主さんから離れないようにしましょう。
- 家にいるときも、しっかりと係留(鎖や綱で繋ぐ、檻や柵に入れる等)しておきましょう。
迷子になったときのために
- 飼犬には犬鑑札、狂犬病予防注射済票を着けておきましょう。(狂犬病予防法に定められた義務です。)
⇒ 装着方法の一例はこちら (124KB; PDFファイル)
- 飼い主の連絡先が分かる迷子札をつけましょう。
- 半永久的に個体識別ができるマイクロチップを入れておきましょう。 (マイクロチップの詳細については本ページ下部を参照。)
もし、迷子になってしまったら
- できるだけ早く、最寄りの警察や市町役場及び保健福祉事務所へ問い合わせる。
※ 保護犬・猫情報(佐賀県ホームページ)を確認する。
- 人の集まるところに、写真入りのポスターを貼る。
- 近所の人や動物病院へも聞いてみる。
犬が迷子になるのは、こんなとき
- カミナリや花火の音におどろいて
- 散歩などのときに犬やねこなどを追っかけて
- 門のすき間や開いた窓から外に飛び出して
- 恋の相手をさがして
ネコが迷子になるのは、こんなとき
- 病気や交通事故等によるケガで動けなくなって
- つよいネコにいじめられて帰れなくなって
- 恋の相手をさがして
マイクロチップは、確実な身元証明(ペットの命綱)
- 首輪に着ける犬鑑札や迷子札等は、首輪がはずれた場合などを考えると確実な方法とはいえません。その点マイクロチップは、動物の体に埋め込むため、半永久的で確実な身元証明になります。
- マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
- リーダー(読取器)は、全国の動物愛護センターや保健所、動物病院などに配備されています。佐賀県でも、各保健福祉事務所等に配備して保護犬等をチェックしています。
マイクロチップとは
- マイクロチップは、直径2mm、長さ約8~12mmの円筒形の電子標識器具で、生体適合ガラスで覆われています。これまで、故障や外部からの衝撃による破損の報告はありません。
- チップには、15桁の数字が記録されており、この番号を専用のリーダーで読み取ることができます。
- 電池が不要で、半永久的に使用できます。
- 動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中で広く使われており、我が国においても244,147頭が登録され、犬やねこなどのペットを中心として利用者が急増しています。佐賀県内でも535頭が登録されております。(2009年6月末現在、動物ID普及推進会議調べ)
埋込みの方法 など
- 通常の注射針より少し太い専用のチップ注入器を使って体内に注入しますが、痛みは普通の皮下注射と同じくらいといわれており、鎮静剤や麻酔薬などは通常は必要ありません。
- 埋込場所は、動物の種類によって異なりますが、犬やねこの場合では、首の後ろの皮下が一般的です。
- 犬は生後2週齢、ねこは生後4週齢頃から埋込みができるといわれています。
- ほ乳類だけでなく、鳥類、は虫類、両生類、魚類などにも使用可能とされています。
- 費用は、動物の種類や動物病院によって異なりますが、犬やねこの場合では、数千円程度からです。
- 詳しくは、最寄りの動物病院にご相談ください。
各保健福祉事務所の連絡先
佐賀中部保健福祉事務所 衛生対策課
電話:0952‐30-1906
鳥栖保健福祉事務所 衛生対策課
電話:0942‐83-2162
唐津保健福祉事務所 衛生対策課
電話:0955‐73-1131
伊万里保健福祉事務所 衛生対策課
電話:0955‐23-2101
杵藤保健福祉事務所 衛生対策課
電話:0954‐23-3501