「えせ同和行為」ってどんなこと?
えせ同和行為とは、いかにも同和問題に関係がある、あるいは、その解決に努力しているように見せかけて、寄付を募ったり、高額な書籍を売りつけたり、様々な不当な要求を行うことをいいます。
えせ同和行為は同和関係者や同和問題の解決に真剣に取り組んでいる人たちに対するイメージを著しく傷つけ、ひいては、同和問題に対する誤った意識を植え付ける大きな原因になっています。
「えせ同和行為」への対応
近年、県内で同和問題に関する図書等の購入要請が電話等でなされている状況があります。
このような購入要請に対しては確実・適切な対応が必要ですので、実際の購入要請に際しては次の事項に留意してください。
購入を要するか否かについては、購入要請者の名称、言動のいかんに関わらず購入の必要性を自主的に判断し、不要と判断した場合は、明確にその旨の意思表示をしてください。(求められても理由をいう必要はありません。)
一方的に商品が送られてきた場合は、受領拒否をしてください。一方的に送られた商品は直ちに処分可能です。
一方的に商品を送られてきたとしても、金銭を支払う義務は生じません。仮に商品を開封や処分しても金銭の支払いは不要です。金銭の支払いを請求されても応じないようにしましょう。
電話等で購入を承諾したと受け取られかねない返事をした結果、商品が送付されてきた場合で不要と判断したときは、契約解除通知を出してください。