クマエビ クルマエビ科
■地方名 (方言):アシアカ、アカアシ
■主な漁場 : 唐津湾、小川島・加唐島・馬渡島周辺、日比水道周辺
■漁期と主な漁法 : 8~10月【小型底びき網、固定式刺網】
クルマエビ科のエビで玄海ではクルマエビに次いで重要なエビである。
千葉県以南の太平洋岸、鳥取以西の日本海沿岸の日本周辺水域から、東南アジアからインド洋にかけての沿岸域に広く分布する暖海性のエビで体長約23cmに達する。水深20m以浅のやや泥がかった海域に生息し、クルマエビと同じように夜行性で昼間は泥中に潜っている。
体型はクルマエビによく似ているが、全体に紫色を帯びた赤褐色で、胸足と腹肢が赤と白の縞模様となっていることで区別できる。このような色合いから、一般にはアシアカまたはアカアシと呼ばれることが多い。
体型はクルマエビによく似ているが、全体に紫色を帯びた赤褐色で、胸足と腹肢が赤と白の縞模様となっていることで区別できる。このような色合いから、一般にはアシアカまたはアカアシと呼ばれることが多い。
産卵は6月から9月上旬にかけて水深10m程度の沿岸域で行われる。ふ化後はクルマエビと同じように海の中を一定期間漂い、稚エビになると海底で生活するようになる。初夏と秋に多く漁獲されている。
クルマエビと同じように、刺身、塩焼き、天ぷら等何にしてもおいしい。