卓上訓練

　作業活動（細かい摘み動作、箸操作、書字、手芸など）を用いて、身体・精神機能に対して作業療法士が個別の訓練内容を組み立て、生活の中へ反映できるようにアプローチを行います。

片手での納豆ごはん作り

　積み木や筋力訓練だけではなく、日常生活で難しい事を行うこともできます。「やってみたい！」と思うことを、ご自身の身体の機能や補助する道具を用いて行う方法を提案していきます。

　出来ることが増えると、さらにこんなことへ挑戦してみたい！そんな気持ちにも繋がります。

腕全体や指先を使った運動

　積み木の操作や体操、筋力訓練を通して、腕の動きや細かな指先の練習を行います。

　多様な形の積み木を掴むことで、腕をどのくらい動かす必要があるのか、力が入り過ぎずに動作が行えるか、どんな手の形にするのか等、練習していきます。

自助具の練習  

　麻痺の影響や筋力低下などにより体を動かしにくい方に対し、使いやすい道具の助言を行い、反復した道具操作の練習も行います。

　爪切りも、自助具や自分に合ったセッティングをすることで、片手でも切ることができるようになります。