武雄市 船ノ原地区
船ノ原地区は、武雄市山内町の中央を横断している国道35号線の南部に位置し、地区の南北を縦断している県道波佐見~山内線に沿って集落が寄り添う中山間地域です。地区の麓となる国道周辺はほ場整備が実施された田園風景が広がっていますが、長崎県との境界にまたがる神六山から中腹にかけては、山の斜面を利用した棚田が点在しています。神六山は「緑と憩いの場」というキャッチフレーズの通り、野鳥の森や遊歩道などが整備され、登山・森林浴等により自然の魅力をたっぷり体感できます。 また、神六山の頂上近くにはキャンプ施設もあり、展望台から望む有明海の眺めは最高です。
地区の基盤産業である農業は、水稲作が中心ですが、他に畜産(牛)や茶との複合経営に取り組んでいる農家もあります。また、昔からの慣習を行事として現在にも受け継ぎ、浮立や県の重要文化財に指定されている「かんこ踊り」といった伝統芸能の盛んな地域でもあります。近くの国道沿いには、道の駅山内「黒髪の里」もあり、地元で獲れた農産物や窯元の作品、加工品等、多彩な特産物に出会えます。
【棚田データ】
市町村名 武雄市山内町
地区名 船ノ原地区
水田面積 5ha
法面構造 石積み、土羽
【棚田の見頃】
田植え時期 (代掻き)5月下旬
(田植え)6月上旬
稲刈り時期 9月末 から 10月上旬
夕日 主に夏頃
雲海 主に夏頃 晴れた日の早朝(日の出頃)
【イベント、その他情報】
・「秋まつり」が遇数年の9月23日に開催されます。
アクセス方法