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フィールドの動き

最終更新日:

2015年12月 実証フィールドを遠隔監視

 唐津市加部島沖の実証フィールドを遠隔から監視する体制を実証フィールド運営主体MATSRAに整備しました。

 これにより、実証フィールドを利用する事業者をサポートします。

 以下は、モニターの様子です。 

 

カメラ 昼間

 

2015年11月 国内初 ドップラーライダー機能を有する気象・海象観測機器を整備しました

 平成27年度海エネ産業推進事業の一環として、洋上の風況、波浪、潮流などの気象・海象データを収集する気象・海象観測機器(以下「ライダーブイ」)を整備しました。

 このたび、唐津市加部島沖の実証フィールドにライダーブイを一定期間(11月7日~11月20日)設置し、運用テストを行い、機器の性能を確認しました。

 ライダーブイは、今後、洋上風力発電など海洋再生可能エネルギーの実用化を目指す事業者をサポートしていきます。

 

【ラーダーブイ仕様】 

名称

Seawatch Wind Lidar Buoy

 ライダーブイ 絵図 

画像提供:Fugro OCEANOR  AS.

直径

2.8m

全高

6.3m

水面高

2.8m

重量

1.6t(本体)

計測データ

風速、風向、波高、波周期、波向、流速、流向等

機器の構成

ライダーブイ本体

中間ブイ

シンカー

ワイヤー&チェーン

特 色

・1つの機器で風況、波浪、潮流計測可能

・ドップラーライダー機能(※参照)を有する。

・独立計測(バッテリ-搭載)、データ通信可能

・風況観測タワーと比較し、コスト面で優れている。

・設置、回収が可能

 

※レーザー光を発射し、大気中の塵。微粒子からの反射光を受信し、移動速度を風速として計測する機能。洋上の高度12.5m~300mまで風況観測可能

製 造

Fugro OCEANOR社

                                                                                             NPO法人まつら       

 2015年3月9日 実証フィールドの運営主体として          

                    特定非営利活動法人 MATSRA !設立 

  国の「海洋再生可能エネルギー利用促進に関する今後の取組方針」を踏まえ、実証フィールドの運営主体として、特定非営利活動法人 MATSRAが設立されました。

 MATSRAは、漁業・エネルギー・産業など各分野の専門家で構成し、国の実証フィールドの運営管理とあわせ、持続的な水産業の基礎研究や科学技術の振興などの活動を通じ、公益の増進や地域社会の発展に寄与することを目的に設立された団体です。

 

2014年11月 実証フィールド第一号機となる浮体式潮流・風力ハイブリッド発電システム「skwíd」 の実証準備が行われています。

 三井海洋開発株式会社により、世界初の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電システム「skwíd」(スクイッド)の実証準備のための仮設置工事が行われております。

 

  

スクイッド写真

準備の様子(唐津市加部島沖)  

 

 

 2014年7月15日”国の「実証フィールド」に選定”

 7日15日、国から海洋再生可能エネルギー実証フィールドの選定結果が発表され、佐賀県海域が国の「実証フィールド」に指定されました。詳細は、内閣官房総合海洋政策本部発表資料 新しいウィンドウでをご覧ください。

  これを受けまして、古川知事がコメントを発表しました。 

    

(古川知事コメント)

 本日、唐津市加部島沖海域が正式に国の海洋再生可能エネルギー「実証フィールド」として選定されました。佐賀県として大変喜ばしく思います。

 佐賀県は、これまで国の「実証フィールド」の誘致を目指して、地元漁業関係の皆様、地元唐津市の皆様とともに取組を進めてまいりました。

 また、いち早く当該海域において、実証実験に取り組みたいとの御意向をお示しいただいた事業者様にも恵まれました。

 今回の結果は、関係者の皆様方の多大なるご協力とご支援の賜であり、心より御礼申しあげます。

 今後は「実証フィールド」誘致に漁業関係の皆様と協働で取り組んできたというこの海域ならではの強みを生かしながら、海洋再生可能エネルギー先進県として、他にはない佐賀県ならではという特徴ある「フィールド」に育てていきたいと考えております。

 

 ・国からの選定通知書 

   海洋再生可能エネルギー実証フィールド選定通知書 新しいウィンドウで

        (クリックすると拡大します) 

 

 

 

 2014年3月 ”環境影響調査”の結果をとりまとめました。 

 佐賀県海域での浮体式潮流・風力ハイブリッド発電[skwíd(スクイッド)]実証事業が決定したことから、地元環境への配慮から事業者である三井海洋開発(株)が平成25年度の期間、環境影響調査を実施しました。その結果をとりまとめました。

 概要については、添付ファイル 新しいウィンドウでを参照ください。

   

 

 2014年2月25日”国の「実証フィールド」誘致に向け「佐賀県プラン」を提案”

 国の海洋再生可能エネルギー「実証フィールド」の県内への誘致に向け、古川知事が、山本内閣府海洋政策特命担当大臣に対し、海洋再生可能エネルギーの実用化と海洋産業の育成を通じた地域振興を目指す有効な対策などをまとめた「佐賀県プラン海エネVer.」を提案しました。

  

 1 提出日時  平成26年2月25日(火曜日)17時00分~17時15分

 2  提出者   佐賀県知事 古川() ((ふるかわ やすし))

 3  提出先   内閣官房 総合海洋政策本部 

 4 応対者   内閣府海洋政策特命担当大臣  山本() ()太(やまもと いちた)

 

   申請書を山本大臣へ提出する古川知事 動画プロモーションの様子

       (申請書を山本大臣へ提出する古川知事)     (海洋再生可能エネルギー普及啓発動画プロモーションの様子

 

 ※プランの内容については、佐賀県プラン 海エネVer. 新しいウィンドウでを参照ください。 

 

 

 2013年5月16日”実証事業決定”                                                                                                      “世界初”浮体式潮流・風力ハイブリッド発電 [skwíd]発表会(東京)

  1 日 時:平成25年5月16日(木曜日)

  2 場 所:ザ・キャピトルホテル東急 

  3 出席者: 

      佐賀県               佐賀県知事  古川  康

     佐賀県海洋再生可能エネルギー協議会 会長 川嵜 和正

                  (佐賀玄海漁業協同組合代表理事組合長)

     三井海洋開発株式会社  代表取締役社長  宮﨑 俊郎

     総合海洋政策本部参与会議(政府)  座長  小宮山 宏

      三菱総合研究所理事長、プラチナ構想ネットワーク会長)

     一般社団法人海洋エネルギー資源利用推進機構(OEA-J) 会長   木下  健

 

    

 

  4 来賓ご挨拶 (総合海洋政策本部参与会議(政府)座長) 小宮山 宏 様 

 小宮山でございます。たくさんお集まり頂いてありがとうございます。

 私、先ほどご紹介頂きましたように、第2期の海洋基本計画を有識者の座長をやってまいりました。

 その中で、産業と環境と安全と、この3つが国として成すべき事であろうという中で海洋での風力発電は最も重要なものの1つと位置付けておりました。

 その時にういう非常にタイミング良く、世界で初めての新しい形の洋上の浮体式の風力発電、しかもそれに海流発電を一緒にして、重りが必要なので、そこに海流をのっけようという事と、少しでも風力の風まかせと言いますか、不安定性を減らすという事、また、沖合に出ると風力発電が安定してまいります。

 地上ですと数%とか10%というような所が多いんですが、うまくいくと40%近いような、30%を超える稼働率になりますし、非常に効率の良いものになるだろうと大いに期待しております。

 また、今日は漁業関係の代表が同席されている事から分かるように、この洋上風力をやろうとすると、漁業との問題というのが一番問題なんですね。

 ところが、必ずしもですね、漁業と風力発電というのは、相対するものではないというのが僕らの見解です。

 うまくすると、漁礁の構成になるとか、海の方々がこちらにどうしされて、それで収入を得られるというような新しいスタイルもできてくるだろうと言う風に大いに期待しております。

 以上で期待の表明を終わりたいと思います。

   

  5 プレゼンテーション

   詳しくはこちら(配布資料の掲載ページ)をご覧ください。

  

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