2013年5月16日”実証事業決定” “世界初”浮体式潮流・風力ハイブリッド発電 [skwíd]発表会(東京)
1 日 時:平成25年5月16日(木曜日)
2 場 所:ザ・キャピトルホテル東急
3 出席者:
佐賀県 佐賀県知事 古川 康
佐賀県海洋再生可能エネルギー協議会 会長 川嵜 和正
(佐賀玄海漁業協同組合代表理事組合長)
三井海洋開発株式会社 代表取締役社長 宮﨑 俊郎
総合海洋政策本部参与会議(政府) 座長 小宮山 宏
(三菱総合研究所理事長、プラチナ構想ネットワーク会長)
一般社団法人海洋エネルギー資源利用推進機構(OEA-J) 会長 木下 健
4 来賓ご挨拶 (総合海洋政策本部参与会議(政府)座長) 小宮山 宏 様
小宮山でございます。たくさんお集まり頂いてありがとうございます。
私、先ほどご紹介頂きましたように、第2期の海洋基本計画を有識者の座長をやってまいりました。
その中で、産業と環境と安全と、この3つが国として成すべき事であろうという中で海洋での風力発電は最も重要なものの1つと位置付けておりました。
その時にこういう非常にタイミング良く、世界で初めての新しい形の洋上の浮体式の風力発電、しかもそれに海流発電を一緒にして、重りが必要なので、そこに海流をのっけようという事と、少しでも風力の風まかせと言いますか、不安定性を減らすという事、また、沖合に出ると風力発電が安定してまいります。
地上ですと数%とか10%というような所が多いんですが、うまくいくと40%近いような、30%を超える稼働率になりますし、非常に効率の良いものになるだろうと大いに期待しております。
また、今日は漁業関係の代表が同席されている事から分かるように、この洋上風力をやろうとすると、漁業との問題というのが一番問題なんですね。
ところが、必ずしもですね、漁業と風力発電というのは、相対するものではないというのが僕らの見解です。
うまくすると、漁礁の構成になるとか、海の方々がこちらにどうしされて、それで収入を得られるというような新しいスタイルもできてくるだろうと言う風に大いに期待しております。
以上で期待の表明を終わりたいと思います。
5 プレゼンテーション
詳しくはこちら(配布資料の掲載ページ)をご覧ください。