内臓脂肪型肥満に着目した、生活習慣病予防のための保健指導を必要とする人を選び出すための健診です。健診項目には、内臓脂肪の蓄積状態をみるために腹囲の計測が含まれるなど、特定保健指導の対象者を的確に抽出するため、下記の検査項目となっています。
対象者は40歳以上75歳未満(年度途中に75歳に達する人を含む)の被保険者・被扶養者が対象となります。
佐賀県民の特定健診受診率は、年々上昇しているものの全国に比べてまだまだ低く、対象者の半数以上の方が健診を受けられていない状況です。
市町国保においては、特に40歳~50歳代の働き盛りの男性や、定年後の60歳代男性の受診率が低いようです。
※通院治療中の人も特定健診の対象です。
特定健診の定期的な受診(年1回)により、自分自身の健康状態を把握するとともに、治療中であっても食事や運動、睡眠等の生活習慣を意識し、改善に取組むきっかけになります。生活習慣の改善により、今治療中の病気が重症化して心筋梗塞や脳梗塞等になることを防いだり、他の病気になることを防いだりすることができます。