国内初 ドップラーライダー機能を有する気象・海象観測機器を整備しました 最終更新日:2015年11月26日 佐賀県では、平成27年度海エネ産業推進事業の一環として、洋上の風況、波浪、潮流などの気象・海象データを収集する気象・海象観測機器(以下「ライダーブイ」)を整備しました。 このたび、唐津市加部島沖の実証フィールドにライダーブイを一定期間(11月6日~11月20日)設置し、運用テストを行い、機器の性能を確認しました。 ライダーブイは、今後、洋上風力発電など海洋再生可能エネルギーの実用化を目指す事業者をサポートしていきます。 【ラーダーブイ仕様】 名 称 Seawatch Wind Lidar Buoy 画像提供:Fugro OCEANOR AS. 直 径 2.8m 全 高 6.3m 水面高 2.8m 重 量 1.6t(本体) 計測データ 風速、風向、波高、波周期、波向、流速、流向等 機器の構成 ライダーブイ本体 中間ブイ シンカー ワイヤー&チェーン 特 色 ・1つの機器で風況、波浪、潮流計測可能 ・ドップラーライダー機能(※参照)を有する。 ・独立計測(バッテリ-搭載)、データ通信可能 ・風況観測タワーと比較し、コスト面で優れている。 ・設置、回収が可能 ※レーザー光を発射し、大気中の塵。微粒子からの反射光を受信し、移動速度を風速として計測する機能。洋上の高度12.5m~300mまで風況観測可能 製 造 Fugro OCEANOR社 【設置工事の様子】 【実証フィールドに設置】 【陸地(加部島杉の原牧場)から見た様子】