工業用水道のご案内
工業用水道は、工場などにおいて冷却水や洗浄水など工業用として使用される水を供給する水道です。
佐賀県東部工業用水道は、佐賀県東部地域の34(2022年10月1日現在)の事業所に豊富で良質、安価な工業用水を安定して供給しており、九州の高速交通網の中枢に位置する当地域の産業基盤の一翼を担っています。
水源には筑後川の支流宝満川の水を利用しています。当工業用水道の事業開始以来、豊富な水量を利用して気象条件に左右されない安定供給を続けており、給水を制限したのは気象庁観測開始以来の記録的な渇水となった平成6年の1回(約3か月間平常時から3%削減し給水)のみとなっています。
また、ダムによる水源に依存することなく宝満川の表流水を取水し、基本的に沈殿処理するだけで上水道のような水処理を行っていないことから、経済的な水の供給が実現できており、水質の基準は、濁度が10度以下、水素イオン濃度が6.0~8.0となっています。また、各種水質基準もクリアしています。
当工業用水道がある佐賀県東部地域は、九州を縦横に貫く九州自動車道と長崎・大分自動車道のクロスポイントである鳥栖ジャンクションとそれへのアクセスが容易な鳥栖インターチェンジ、東脊振インターチェンジや、JR九州新幹線の新鳥栖駅、JR九州鹿児島本線、長崎本線が分岐する鳥栖駅、鳥栖貨物ターミナル駅があるなど、九州の高速交通網の中枢に位置するという好立地条件を備えています。
新たに工業用水のご使用をお考えの企業様におかれましては、
佐賀県東部工業用水道管理事務所(TEL:0942-83-3825 / メールアドレス: toukousui@pref.saga.lg.jp )までお気軽にお問い合わせください。
佐賀県東部工業用水道局 職員一同
佐賀県東部工業用水道の概要