子どもを車中へ放置したら死亡事故(熱中症による)につながる危険があります
車中で寝ていた乳幼児が、熱中症の疑いで死亡するという事故が発生しています。
わずかな時間でも、子どもを車中に残して、自動車を離れてはいけません。
春や秋の外気温23℃の過ごしやすい天候でも、自動車内のピーク温度は70℃を超えることがあります。最も低い場所でさえ、48.7℃まで上昇します。(JAF:日本自動車連盟調査より)
50℃近い気温は、赤ちゃんにとって非常に危険で、たった10分程度の短時間でも重症の熱中症になる恐れがあります。高温多湿の環境下で、身体から熱を発散できず、臓器不全を起こして死亡する危険があります。
また、子どもは目が覚めて、一人でいると恐怖のためにパニックになります。自分でチャイルドシートをはずして転落したり、少し大きい子どもは家族を追って、車外へ出てしまい、事故にあうこともあります。
子どもは必ず一緒に連れて行きましょう。