梅毒感染者が増加しています
佐賀県では、2025年の梅毒感染者が65名で、未だ高値となっています。さらに、2026年は6月30日までで、既に52名の感染が報告されており、前年
を上回るペースで増加しています。
梅毒に限らず、性感染症の予防を行い、症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
なお、性感染症は、感染しても症状が出ないこともあるため、感染が疑われる場合や感染の不安がある場合は、保健福祉事務所や医療機関に相談し、検
査を受けるようにしましょう。(検査項目によっては、検査できない場合もありますので、必ず事前連絡をお願いします)
感染していた場合は、パートナーも検査を受け、一緒に治療することが大切です。
【梅毒感染者の届出数(年次推移)】
梅毒ってなに?
梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌が、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによって体内に侵入し、全身に様々な症状が出る感染症です。
陰部に潰瘍が出来たり、リンパ節の腫れ、全身の発疹などの症状が出ますが、病気の時期により症状が異なり、無症状の時期もあります。
検査で早期に発見し、早期に薬物治療をすることで完治できますが、検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、脳や心臓に重大な合併症を引き起こすこともあります。
○先天梅毒
妊婦が梅毒に感染すると、胎盤をとおして胎児に感染し、死産や早産を引き起こしたり、新生児死亡や先天奇形など胎児に重篤な異常をきたすことがあります。
近年、全国的にも梅毒感染者は増加しており、先天梅毒による感染者の増加が危惧されています。
妊婦健診の初期に梅毒検査が行われますが、検査結果が陰性でもその後の妊娠経過中も感染予防に努めることが重要です。
梅毒の予防方法は?
性行為の際にコンドームを正しく使用することが有効です。また、不特定多数の人との性行為を避けましょう。
ただし、コンドームが覆わない部分から感染する可能性があるため、不安になったら保健福祉事務所や医療機関に相談し、皮膚や粘膜に異常があった場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
梅毒は完治しても感染対策をしないと何度でも感染します。自分の感染が分かったら、パートナーと一緒に検査・治療を行うことが必要です。
妊娠中の方は、妊婦健診をしっかりと受診し、その後の感染予防に努めましょう。