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有害大気汚染物質調査

最終更新日:
 

有害大気汚染物質調査

県内2地点の大気について、毎月1回、有害大気汚染物質の調査を行っています。

↓調査結果はこちら(ページ内リンク)

 

有害大気汚染物質とは・・・

「継続的に摂取される場合には人の健康を損なうおそれがある物質で大気の汚染の原因となるもの」 (大気汚染防止法抜粋)
なお、有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質として248物質が指定されています。

また、このうち、物質の有害性や大気環境濃度から見て、健康リスクが高いと考えられる物質として23物質が優先取組物質に指定されています。

 

調査地点:一般環境2地点

     佐賀市(佐賀局)、伊万里市(大坪局)

 

調査項目:優先取組物質のうちダイオキシン類を除く22物質

     (1) 揮発性有機化合物(VOC)

       アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、塩化メチル、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、ジクロロメタン、
       テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、トルエン、1,3-ブタジエン、ベンゼン、酸化エチレン

     (2) アルデヒド類

       アセトアルデヒド、ホルムアルデヒド

     (3) 重金属等

       ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、ベリリウム及びその化合物、マンガン及びその化合物、

       クロム及び三価クロム化物※、六価クロム化合物※、水銀及びその化合物

       (※クロム及びその化合物の全量として測定)

     (4) ベンゾ[a]ピレン

 

調査方法:

(1) 揮発性有機化合物(VOC)

 キャニスターと呼ばれる容器に採取し、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)で測定します。

 酸化エチレンは、ローボリウムエアサンプラ(LV)を用いて特殊な吸着剤に捕集し、GC/MSで測定します。

キャニスター酸化エチレンGCMS

キャニスターによるサンプリング

LVによるサンプリング

GC/MS


(2) アルデヒド類

 アセトアルデヒド及びホルムアルデヒドは、ローボリウムエアサンプラ(LV)を用いて特殊な吸着剤に捕集し、

 高速液体クロマトグラフ(HPLC)で測定します。

アルデヒドHPLC

LVによるサンプリング

HPLC

 

(3) 重金属等

 ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、ベリリウム及びその化合物、マンガン及びその化合物、クロム及びその化合物は、

 ハイボリウムエアサンプラ(HV)を用いてろ紙上に捕集し、誘導結合プラズマ質量分析計(ICP/MS)で測定します。
 水銀及びその化合物は、ローボリウムエアサンプラ(LV)を用いて特殊な吸着剤に捕集し、水銀測定装置で測定します。

ハイボリュームエアサンプラー写真ICPMS

HVによるサンプリング

ICP/MS

 

水銀水銀測定装置

LVによるサンプリング

水銀測定装置

  

(4) ベンゾ[a]ピレン

 ベンゾ[a]ピレンは、ハイボリウムエアサンプラ(HV)を用いてろ紙上に捕集し、高速液体クロマトグラフ(HPLC)で測定します。

ハイボリュームエアサンプラー写真HPLC

HVによるサンプリング

HPLC


 

調査結果

 

経年変化グラフ

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(ID:52775)
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