龍谷高校(徳重清隆校長)は、平成26年度から佐賀県が取り組んでいる「世界とつながる佐賀県青少年交流推進事業」に参加しています。
平成28年10月19日(水曜日)、龍谷高校の訪問団10名(保育コース生徒8名、喜多秀哉教頭、引率教諭1名)が交流相手校である瀋陽市芸術幼児師範学校を訪問し、授業体験や交流夕食会を通してお互いの親交を深めました。
交流の様子は、以下のとおりです。
10月18日(火曜日)
出国(福岡空港~仁川空港〜瀋陽空港)
10月19日(水曜日)
午前 在瀋陽日本総領事館訪問
大使館、領事館の仕事についてお話をうかがいました。
午後 瀋陽市芸術幼児師範学校訪問
◯学校紹介
◯授業見学(民族舞踊体験)
龍谷高校の生徒たちも授業に入って少し体験させてもらいました。また、授業の途中で、龍谷高校生徒がピアノで伴奏し中国の生徒が歌を歌うというコラボレーションもありました。
民族舞踊体験 両校による演奏披露
◯交流授業(色染め・切り絵)
講義を受けた後、両校の生徒がペアを組み、切り絵と紙への色染めを体験しました。芸術幼児師範学校の生徒のサポートを受けながら、作品を完成させていました。
作業風景 パートナーと一緒に作業
◯交流夕食会
双方の出し物などで大変盛り上がり、時間があっという間に過ぎてしまいました。
交流夕食会 出し物披露 プレゼント贈呈
10月20日(木曜日)
午前 瀋陽市立南寧幼稚園訪問
「アンパンマンたいそう」の踊りと「手遊び」を披露しました。園児たちからは手作りの作品をプレゼントしてもらいました。
アンパンマン体操披露 各教室見学 質問タイム
午後 瀋陽市内視察(瀋陽故宮、918記念館、茶芸体験)
ガイドの説明を聞きながら瀋陽市についてしっかりと学びました。
瀋陽故宮 918記念館 茶芸体験
10月21日(金曜日)
帰国(瀋陽空港〜仁川空港~福岡空港)
参加した生徒たちからは、帰国後の報告会において、
「保育に対する想いは共通だと感じた」
「中国の良さだけでなく、日本の良さも再発見することができた」
「幼稚園ではすでにキャリア教育が本格的に行われており、日本との教育の違いを感じた」
などといった感想を話していました。瀋陽市の学校との交流はもちろん幼稚園訪問も実現し、充実した行程となったようです。