職員による公金の着服が判明しました
平成35年に佐賀県で開催される国民体育大会・全国障害者スポーツ大会の開催準備のために競技団体などへ支払うべき経費を国民体育大会・全国障害者スポーツ大会準備室の職員1名が着服していることが判明しました。
現在、事実関係の確認を急いでいるところであり、着服の動機、公金の使途など事案の全容が確認でき次第、改めてご報告させていただきます。
記
1 経緯
(1)昨年10月17日に来県された競技団体から旅費(費用弁償)がどうなっているかという問い合わせが1月11日にあり、1月16日に当該職員に確認したところ、未払いであるとの回答があった。
しかし、金庫で管理している通帳を確認したところ、昨年10月30日に振り込んだ形になっていたことから、不審に思って当該職員の机の中を調査したところ、当該職員名義口座へ振り込んだ利用控を発見したため、本人に確認したところ、不正を認めた。
(2)これを受け、佐賀県準備委員会の預金通帳及び当該職員名義口座の預金通帳について調査を実施した結果、現時点までに問い合わせ分を含め37件の着服が判明している。
(3)37件の着服分のうち、16件、4,077,613円については、当該職員が後日、本来支払うべき相手方に支払い、残る21件、3,779,775円について未払となっている。
2 調査結果(1月22日調査現在)
| 件数 | 金額 |
着服件数
(本人口座への入金分) | 37件 | 7,857,388円 |
事業相手方への支払分件数 | 16件 | 4,077,613円 |
事業相手方への未払分件数 | 21件 | 3,779,775円 |