1 健全化判断比率の状況
(1) 実質赤字比率
県内市町(20団体)で、実質収支が赤字の団体はありません。
※実質収支とは、歳入歳出差引き(形式収支)から繰越明許費等に充てる翌年度へ繰り越すべき財源を除いた額のことです。
(2) 連結実質赤字比率
県内市町(20団体)で、連結実質赤字額がある団体はありません。
※連結実質赤字比率とは、すべての会計の赤字や黒字を合算し、地方公共団体全体としての赤字の程度を指標化し、地方公共団体全体としての財政運営の悪化の度合いを示すものです。
(3) 実質公債費比率
県内市町(20団体)で、財政再生基準(35%)、早期健全化基準(25%)及び地方債の発行に許可を要する「許可団体」(18%以上)を下回りました。
※実質公債費比率とは、借入金(地方債)の返済額及びこれに準じる額の大きさを指標化し、資金繰りの程度を示すものです。
(4) 将来負担比率
県内市町(20団体)で、早期健全化基準(350%)を下回りました。
※将来負担比率とは、地方公共団体の一般会計等の借入金(地方債)や将来支払っていく可能性のある負担等の現時点での残高を指標化し、将来財政を圧迫する可能性の度合いを示すものです。
2 資金不足比率の状況
すべての公営企業(76会計)において、資金の不足額を生じたものはなく、経営健全化基準(20%)を下回りました。
※資金不足比率とは、公営企業の資金不足を、公営企業の事業規模である料金収入の規模と比較して指標化し、経営状態の悪化の度合いを示すものです。
平成29年度決算に基づく健全化判断比率等(確報値)一覧表
1 健全化判断比率
※健全化判断比率名の下のカッコ書きは早期健全化基準(単位:%)
No |
市町名 |
実質赤字 比率 (11.25~15%) |
連結実質 赤字比率
(16.25~20%) |
実質公債費 比率 (25%) |
将来負担比率 (350%) |
1 |
佐賀市 |
- |
- |
2.9 |
- |
2 |
唐津市 |
- |
- |
13.5 |
109.9 |
3 |
鳥栖市 |
- |
- |
6.3 |
- |
4 |
多久市 |
- |
- |
10.9 |
- |
5 |
伊万里市 |
- |
- |
16.0 |
91.3 |
6 |
武雄市 |
- |
- |
7.9 |
36.7 |
7 |
鹿島市 |
- |
- |
6.3 |
97.2 |
8 |
小城市 |
- |
- |
4.7 |
- |
9 |
嬉野市 |
- |
- |
8.3 |
69.3 |
10 |
神埼市 |
- |
- |
11.3 |
35.3 |
11 |
吉野ヶ里町 |
- |
- |
11.2 |
- |
12 |
基山町 |
- |
- |
10.6 |
31.3 |
13 |
上峰町 |
- |
- |
13.6 |
- |
14 |
みやき町 |
- |
- |
11.6 |
- |
15 |
玄海町 |
- |
- |
3.6 |
- |
16 |
有田町 |
- |
- |
7.2 |
54.2 |
17 |
大町町 |
- |
- |
5.2 |
8.5 |
18 |
江北町 |
- |
- |
9.3 |
- |
19 |
白石町 |
- |
- |
7.5 |
15.8 |
20 |
太良町 |
- |
- |
3.5 |
- |
(注)実質赤字額又は連結実質赤字額がない場合及び実質公債費比率又は将来負担比率が算定されない場合は、「-」と記載しています。
2 資金不足比率
団体名 (公営企業を経営する一部事務組合を含む) |
資金不足比率 (経営健全化基準=20%) |
佐賀市 |
- |
唐津市 |
- |
鳥栖市 |
- |
多久市 |
- |
伊万里市 |
- |
武雄市 |
- |
鹿島市 |
- |
小城市 |
- |
嬉野市 |
- |
神埼市 |
- |
吉野ヶ里町 |
- |
基山町 |
- |
上峰町 |
- |
みやき町 |
- |
玄海町 |
- |
有田町 |
- |
大町町 |
- |
江北町 |
- |
白石町 |
- |
太良町 |
- |
西佐賀水道企業団 |
- |
杵島工業用水道企業団 |
- |
伊万里・有田地区医療福祉組合 |
- |
佐賀東部水道企業団 |
- |
佐賀西部広域水道企業団 |
- |
(注) 資金の不足額がない場合は、「-」と記載しています。