中山間地域とは、山間地及びその周辺の地域、その他地勢等の地理条件が悪く、農業生産条件が不利な地域を言い、農林統計上用いられている地域区分のうち、中間農業地域と山間農業地域を合わせた地域を言います。
一般的には、「平地の周辺部から山間地に至る、まとまった平坦な耕地の少ない地域」とされます。
山地の多い日本では、中山間地域が総土地面積の約7割を占めています。また中山間地域における農業は、全国の耕地面積の約4割、総農家数の約4割を占めるなど、わが国の農業の中で、重要な位置を占めています。
佐賀県においては、総土地面積の約6割、総農家数の約5割、耕地面積、農業産出額の約3割を中山間地域が占めています。(農林水産省調べ)