県内市町の赤字削減・解消計画について
本県では、平成30年度から新たな国民健康保険制度が始まるに当たり、国保特別会計において、制度改正後の単年度収支均衡を維持していくためには、膨れ上がった過去の赤字を一旦解消する必要があるという首長合意の基、赤字を抱える全市町が、一般会計からの繰入や基金、県からの貸付金を利用して、平成29年度までに累積赤字を解消しました。
平成30年1月29日付け厚生労働省通知「国民健康保険保険者の赤字削減・解消計画の策定等について」により、平成30年度以降の新制度においては、市町が削減すべき赤字は、「決算補填等目的の法定外一般会計繰入金」及び「繰上充用金の新規増加分」と定義されました。同通知に基づき計画を策定すべき対象市町については、赤字削減・解消計画を策定し、県が公表する標準保険税率を参考とした保険税率の設定、保険税収納率の向上及び医療費適正化の取組等を実施することにより、赤字の解消を目指しています。
【県内市町の赤字削減・解消計画の策定状況】