看護職を目指しませんか
看護への道
病に苦しみ、悩んでいる人に寄り添う「看護」。
人々の健康や命に向き合い、人に寄り添い、生きることを支えるとても尊い仕事です。
資格があると、病院や診療所だけでなく、いろいろな分野で働くことができます。
人の生きる力を支える専門職である「看護」の道にすすんでみませんか。
看護職ってどんな仕事?
「看護職」と聞くと看護師をイメージする方も多いでしょう。
看護職とは、「保健師助産師看護師法」という法律で定められた
保健師・助産師・看護師・准看護師 のことをいい、
全国で約165万人、佐賀県内で16,500人を超える人々が看護職として働いています。
●保健師
保健師は、人々が地域で健康な生活を送れるように保健活動を行います。
保健所・保健センターなどの公的機関で働く保健師が多く、地域の健康データを分析した上で、
課題の解決に向けて乳幼児健診や健康相談、生活習慣病予防対策、感染症対策などを行っています。
また、家庭訪問による健康課題の解決への支援を行うなど、子どもから高齢者まで健康に暮らせる地域づくりに向けて活動し、
健康に関する自治体の政策にも関わります。
企業では、働く人たちのメンタルヘルス対策や健康相談、健診結果に基づく保健指導、環境調整も行います。
●助産師
助産師は、妊産婦への保健指導や出産の介助、産後の母子のケアを担っています。
ほかにも、育児指導や、不妊治に悩んでいるカップルの相談、思春期・更年期の性と健康に関する相談など、
生涯を通じた性と生殖における健康課題に関わります。
病院・診療所に勤務する以外に、自分で助産所を開業することもできます。
助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベル3認証制度により、
助産師としての実践能力を認証されると「アドバンス助産師」として活躍できます。
●看護師・准看護師
看護師は、病気や怪我をした患者さんや産後間もない女性の療養上の世話をしたり、医師がおこなう診療の補助を行います。
“人を看る”という看護師独自の視点で、対象となる人を身体やこころ、社会、文化などさまざまな側面から捉え、
情報を総合的にアセスメントし、必要な看護を的確に判断します。
病院や診療所などの医療機関のほかに、訪問看護ステーションや介護・福祉関連施設など、
人々の生命と生活を支える専門職として、看護師が活躍する場はどんどん広がっています。
医療の高度化や専門分野化が進む中で、看護ケアの広がりと看護の質の向上を目的とする「専門看護師」「認定看護師」「認定看護管理者」の
資格認定制度があり、専門性を高めるキャリアアップの選択肢の一つとして、これらの資格取得を目指す看護師が増加しています。
今後もさらに高齢化が進むため、これからの医療を支えるためには看護師が多様な場でさらに役割を発揮することが期待されています。
(日本看護協会ホームページより引用・一部改変)
看護職を目指すなら…
看護師などの資格取得までのコースについて説明しています。
看護師、准看護師、保健師、助産師になるためにはいくつかの方法があります。
よく情報収集をして、自分に合った進学コースを選びましょう。
看護師等の資格取得までのコース
保健師・助産師・看護師等 学校・養成所一覧表