令和6年度佐賀県愛鳥週間ポスターコンクールを実施します
本県では、野鳥を大切にする気持ちを育むとともに、愛鳥週間を普及啓発するため、毎年、小学校の児童や中学校、高等学校、特別支援学校、義務教育学校の生徒を対象に愛鳥週間ポスターコンクールを実施しています。
令和6年度は、添付の「令和6年度佐賀県愛鳥週間ポスターコンクール実施要領」に基づき、夏休み期間中までの間に作成されたポスターの募集を行いますので、在籍校を通じて奮ってご応募ください。
令和5年度においては、384点のご参加をいただき、優秀な作品18点を表彰したところです。
また、知事賞、教育長賞の作品計9点を公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催する令和6年度愛鳥週間用ポスター原画コンクールに応募しましたところ、佐賀大学教育学部附属小学校の七田初楓さんの作品が「環境大臣賞」を受賞しました。
【参考】愛鳥週間とは
愛鳥週間は、毎年5月10日から16日の1週間、野鳥の保護を推進し、野鳥を大切にする気持ちを広めるために設けられ、全国各地で探鳥会や講演会が開催されるほか、愛鳥標語の募集、野生生物保護功労者の表彰などさまざまな行事が行われます。
皆さんの周りでも、いろいろな種類の鳥が見られると思いますので、身近にいる鳥を観察し、自然の大切さを再認識してみてはいかがでしょうか。
なお、野鳥を大切に守っていくために、人が野鳥と接する時には、次のような注意が必要です。
Ø 餌付けや環境改変は行わない
野鳥はペットと違い人の手を借りずに自然で生きていくべき鳥です。野鳥本来の生活を変えてしまうような行動は避けましよう。
Ø 野鳥の巣には近づかない
特に子育ての季節である春から夏は親鳥が神経質になり、巣に近づくのは危険です。
Ø 野鳥を追い回さない
日本国内の渡来が少ない珍しい野鳥は主な生息地や渡りのルートからはずれて渡来した場合が多く、体が弱っています。その鳥がしっかり
休めるように接近しすぎたり、わざと飛ばしたりする行動は避けましょう。
一人ひとりが少しだけ気をつけることで簡単に野鳥の保護ができます。是非ご協力をお願いします。